第6回 Cafe BOSQUE(ボスケ)円坐
愛知県の岡崎市で「第6回ボスケ円坐」を行います。
昭和テイストの老舗Cafe BOSQUEをお借りして毎回行っている円坐は
固定メンバーと影舞や未二観、講義もするような形になっています。
今週6月2日に徳島で開催される第二回阿波の国佐那河内村ふるさと円坐 (https://umunoichiza.link/3108/)
に前回ご参加くださった地元の女性の言葉を見てみましょう。
「円坐に座らせていただいてから約2ヶ月。
あの時間を時々振り返っています。
嘘のないそのままの私。
共感でも受け入れるでもなく、ただいる周りの方々。
影舞もできてよかったです。
楽しいというか、魂が喜んだというか。
ありがとうございました」
円坐とは、生きている事実としての言葉を円坐守人や坐衆同士がそのまま聞き辿り、
人間として自然に反応し合い、その結果人生の事実が深まってゆくような
人間の「居方」「在り方」のことです。
「我々人間の内部には、生きていく上で、
心理療法その他の特殊な分野を開く必要のあるものは何もない」
と言ったのは、100年も前に生きたオーストリアのルドルフ・シュタイナーです。
彼は当時興隆していたフロイトの精神分析や、ユングの心理療法を痛烈に批判したのでした。
上記の徳島の方は、
「共感でも受け入れるでもなく、ただいる」
と表現されました。
「共感し合う人間関係」は人為的に作られた関係で、長期的には疲れてしまい、
人間と人間との強い絆に結びつかないという事実は、「共感的応答」を職業技術として長年生きてきた僕にとって、ようやく近年正確に認識できるようになったことです。
最初は抵抗があったシュタイナーの言葉に、今初めて深くうなづくことができます。
「ただいる」
それはじっと動かず瞑想することではなく、分かったように共感して見せることでもなく、
喜怒哀楽の人間関係を自由に、強く、最高に面白く生きることです。
あなたとわたしでそれが本当かどうか探求してみましょう。
これは実は人生で最大の大冒険の始まりになるのです。
この大冒険に出発することに年齢や身体状況などはまったく関係ありません。
それは歳をとることや病気や怪我、人生の苦難を通過することで、
ますますクリアになり、強くなってゆく「あなたとわたし」という精神の大冒険なのですから。
言葉を辿り合い、影舞の指先をふれあって一緒に精神の大冒険に乗り出す円坐という道の上で、
あなたとわたしは、思いがけない自由な空間に躍り出ることになります。
僕は何よりもまずこのご挨拶を、生まれ育ったご実家のCafe BOSQUEで円坐を主催してくださる
石原ななこさんに捧げ、彼女とそのご家族の皆様に辞儀し、深謝したいと思います。
口承即興円坐影舞 有無ノ一坐 橋本久仁彦
6/9 (日)第6回 ボスケ円坐
6/9(日)
第6回ボスケ円坐
場所 :Cafe BOSQUE(ボスケ)
時間:11:00~17:00 (お昼休憩あり)
参加費: ¥12000(場所代、昼食、お茶代 込み)
アレルギーなど食べられないものがある場合は、事前にご相談ください
申込 石原菜名子 (tabysea@icloud.com)
講師: 橋本 久仁彦さん
有無ノ一坐坐長
高野山大学スピリチュアルケアコース講師
(講師プロフィールは、pic3.4よりご覧ください)
https://www.facebook.com/enzabutai
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大阪より橋本久仁彦さんに来ていただき
開催します
3月にひどい風邪をひいて
自分でもどうしてかわからないけど
目の前のことしかやれなくなって
頭と心と
思考と感情と…
やりたいのにやれない
やった方がいいのはわかるのに動けない
なんだかそんな経験をして
改めて人間の不思議さを感じて
と、同時にもどかしさも感じて
自分のめんどくささに
呆れつつ
それでも毎日は過ぎるし
毎日生きていかないといけないし
人間めんどくさいな、って思ったりして。笑
それでも
そんな中でも
思い出す時間は
やっぱり自分と向き合って
人と向き合った
そんな時間で
どうもそれがわたしにとっては
とても大事で
また戻りたくなる根っこのような
そんな時間
人と関わり、相手を知ることは
自分を知ること
自分の在り方を考えさせられる
そんな時間はとても豊か。
ご一緒できたら、嬉しいです