三好山と芥川城址 ふるさと相聞茶堂
ふるさと相聞茶堂 は、毎月木曜の午後、芥川公民館和室で定期開催しています。
6月は、第一木曜日の6日に開催いたします(※ 日程が変更となっています)。
6月の水無月のふるさと相聞茶堂のご案内です。
この日は、特別午前中芥川上流の三好山(標高182.69m・通称:城山)に登り、
お天気がよければ山でお弁当を食べ 午後は芥川公民館の和室で円坐をします。
三好山は、北・西・南の山裾が、芥川の天然渓谷の地形によって、砦となり、
山頂からは、淀川を挟んで生駒山から大阪市内まで大阪平野が一望できます。
この三好山に築かれた芥川山城は、戦国時代屈指の山城です。
築城当時、山城から一番近い町場は約3.5km離れた西国街道の芥川宿でした。
現在のJR高槻駅北側から芥川公民館の辺りが ちょうど城下町だったようです。
その後 阿波の国(徳島県三好市)出身の戦国武将三好長慶が、
畿内で次第に勢力を伸ばし、将軍をしのぐまでに躍進します。
三好長慶は、芥川山城の東に接する帯仕山に陣を置いて、
屈強な山城を攻撃し、落城の後、ここに居を据えました。
長慶が陣を置いたこの帯仕山は、
うちの家からちょうど川浪さんの家のすぐ向こうの山です。
のちに堺に移るまで7年間、将軍を擁立することなく、
自らの名で、畿内一円を号令し、天下人となりました。
山城の眼下の真上村と郡家村の水争いをおさめたりして、
長慶は、人々と向き合い、新しい政治に力を注ぎました。
長慶が織田信長に先駆け最初の天下人とされる所以です。
その芥川山城には、
三好長慶と面会を求める多くの人々が登城したそうです。
円坐においても、しっかりと人と会う事が要となります。
しっかりと人と会うとは、いったいどういうことなのでしょうか。
先日のじュんき主催の北海道/円坐・他者を訪ねて坐る守人円坐で、
初めてお会いした菊地雅子さんが仰った珠玉の言葉が残っています。
しっかり人と会うというのは、相手の前で 100%存在する事だ、と。
円坐においても、異論なく、まったくその通り、と確信しました。
と同時に、
ファシリテーターという肩書や立場ではなく、
円坐の現場において、相手との事実を踏まえ、
まっすぐ相手との億土へと入ってゆくことも、
100%、自分である、と、確信しています。
円坐守人は一見この対極の態度と姿勢で、
相手の前に、しっかりと存在しています。
それでは、このたびのご縁をお待ちしています。
有無ノ一坐 松岡弘子
第26回 三好山と芥川城址・水無月のふるさと相聞茶堂
日時 : 2024年6月6日(木) 9:50〜16:30
場所 : 【午前】三好山と芥川城址【午後】芥川公民館和室
会費 : 15,000円
内容 : 三好山歩き・円坐・未二観・ 影舞
守人 : 橋本久仁彦・松岡弘子・橋本仁美
申込 : soumon.enza@gmail.com 松岡
〇 有無ノ一坐:https://umunoichiza.link