未二観レビュアー相聞守人養成クラス~「未二観見 鑑稽古」

円坐を主催される方々の挨拶の言葉や案内文には「生き方の稽古」や
「生き様の探求」といった表現が多いようです。
誰の「生き方」であり、誰の「生き様」であるかと言えば、
もちろんこの私、世界でたった一人存在している自分自身です。

世界各地の多数の人々が、これほどまでに「自分という存在」の
重要性を明瞭に自覚し、一生を通じて意識し、探求し続けるという現象は、
有史以来の人類の歴史を通じて一度もなかったことです。

この強烈な「私」という自覚は、「私が生きていること」の意味を求めます。

「稽古」や「探求」という言葉は我々の存在の意味を求める
「精神の叫び」が言語化したものであると言っていいでしょう。
その精神の叫びに応える「私」の本当の姿、
「私」の生存の意味はどこにあるのでしょう。

現代の世界では「自分探し」という個人的欲求が
多くの人々に共有され、一般化しています。
しかし「自分」とは探して見つかる「固定した対象」ではないのです。
瞬間ごとに生まれ続ける「動き」の中に「私の存在」があります。
私とは「渡し」であり、場面から場面、次元から次元への移行の姿を示します。

人とは「ヒ=火のように高速で動くもの」が、
「ト=止まってカタチになった」姿を表しています。
「人の姿」や「私の正体」をとらえるには、
目に見えない高速の動きを確認し、認識できる「形式」が必要なのです。

精神芸能者としての有無ノ一坐は、
「円坐」「影舞」「未二観」「きくみるはなす縁坐舞台」の
四種の芸能形式を備えています。

その中で最も教授伝達に適している具体的で完成された形式が「未二観」です。

未二観では、8分間や15分間の「あなたとわたしの傾聴場面」が、
録音内容と逐語記録として確保されています。

我々は、誰でも手に取ることができ、感じることができる物質的素材を通じて、
繰り返し「高速で目に見えない精神次元」に取り組むことができます。

「未二観レビュアー」とは、8分間や15分間の未二観
(トランス・パーソナル・ミニカウンセリング)の録音記録の中に
「あなたとわたしの動き」をとらえて表現する「精神芸能者」のことです。

「未二観レビュアー」によって、8分間や15分間の時空の枠内に
とらえられた高速で目に見えない「動き」の航跡は、
実際の人生の「景色」や「風景」として実現していきます。

有無ノ一坐では、未二観レビュアーが仕切る
「人生の風景が生じる8分間」を「相聞舞台の時空間」と呼んでいます。

「相聞」とは、話してくださる「あなた」と聞き辿る「わたし」が、
ひとつのまったく新しい世界に一緒に迎え入れられるような「聞く話す関係」のこと。

こうして未ニ観の8分間には、目には見えない精神の「菊の花」が咲き誇ります。
よって名称は「未二観レビュアー相聞守人養成クラス」になりました。

口承即興円影未二 有無ノ一坐 橋本久仁彦

<未二観レビュアー相聞守人養成クラス~「未二観見 鑑稽古」>

<日程>

①4月20日
②5月18日
③6月15日
④7月20日
⑤8月17日
⑥9月7日
⑦10月19日
⑧11月16日
⑨12月14日
⑩2025年1月18日

毎月一回土曜日19時15分~22時15分
(3時間二作品の相聞レビュー)

17時半より隣接の「喫茶リエ」を開店します。
3時間連続の集中セッションに備えての夕食やお茶の時間としてご活用ください。

<研修費>

全10回20万円
単発稽古2か月4万4千円

<守人>

有無ノ一坐 

<会場>

有無ノ一坐千代崎スタジオ:大阪市西区千代崎2-20-8

<申込>

有無ノ一坐 橋本久仁彦まで。(enzabutai@bca.bai.ne.jp)