〈ことぶき再会円坐〉ご案内

ご無沙汰しております。または初めまして。
有無ノ一坐で影舞、円坐、個人セッションを行なっている橋本悠です。

今回、今西道子さんが以前勤めておられた職場で、
影舞をしてもらえないかということで千葉へ行くことになりました。

そしてその帰りに、現在石切の円坐守人稽古にも参加頂いている、
木下大樹さんとのご縁もあり、横浜の寿町にて円坐を開催する運びとなりました。

「円坐」とは、決められた時間の中で円になって座り、
その時間を全員で共に過ごすというものです。
その場には決められた目的や目標は無く、在るのはお互いという人間のみですので、
人間同士で向き合ってお互いにありのままで接触していく時間となります。

そして守人は、参加者の方々が接触したのを放って置くのではなく、
さらに会話や、やり取りとして次のシーンへ進んで行けるように
守人自身という人間をもって関わって行きます。

この円坐という時間は、一見何もせず、時間が過ぎるのを待つだけのように見えますが、
逆説的にいうと自身が常日頃、個人の人間関係においてお互いという人間ではなく、
目的や目標といったものに頼っていることがわかってきます。

それが良い悪いと言うことではなく、他人との接触、他人のリアクションを通じて
自分がどういった人間であるかや、何を求めて他人と接触するか等、
普段の人間関係以上に自分自身を体感することが出来ます。

その為に、批判的な意見を言われたり、赤の他人と衝突することもあるかもしれません。
ですがその衝突も、自分にとってその話題は、それだけ価値があり譲れないものだと
気付かせてもくれます。

目的もなく、ただお互いの人間というものを持参して座るので、
良い経験だけができる時間という訳には行かないかもしれません。
しかしそれは、人と関わると言うことや、
自分という人間が色濃く見えてくる瞬間でもあります。

受け入れる受け入れない、好む好まざる関わらず、
そういった自分自身をあらわにして、先に進むということに興味のある方は、
今回折角の横浜での開催ですので、短い時間ではありますが是非参加して頂きたいと思います。

お越し頂いた際には守人２名、精一杯関わらさせて頂きます。
それでは当日も、宜しくお願い致します。

橋本悠

思いがけない凄いタイミングで物事が起きる時がある。
さっき徳島で会った人が帰りの高松空港で再会したり、思いがけないことが続く。

人が人を想うとそうなるのだろうか。 天の上のはからいごとのような気もして。
今いる上勝も20代前半、そして円坐する横浜寿町も同じ時期に仕事させてもらっていた。

どちらも人の縁で繋がった道で、私の人生に大きく影響があったことだ。
そこには人の魅力はその人が溢れているところで、
人と生きることを存分に教えてもらった師がたくさんいる。

診療所の俊夫さんもそんな方だった。
あちらに行ったらすぐ会いたいと思っている。

とにかく自分以上に他人がたくさんある人ばかりだった。
自分が好きだという人もいれば、自分のこと知るためにというけれど、
人と多くの人と生きているのである。

今回の上勝は三男と一緒に行けて、魅力的な30代～71才までの大人にたくさん会えて、
こんな楽しんでいる大人はいないと、こんな人になりたいとも聞いて、
彼の人生の中にひとつ刻まれている。 ふと、帰りのバスの中で涙ぐんだ彼の横顔をみた。

人生行ったり来たり。 思い深い寿町で橋本悠さんと守人します。
７月に数年ぶりに町に訪れたことで、9/11に繋がりました。
悠さんは人の的を捕える人、若き勇者。
私にはないものばかりで、年齢って何なのかと人の存在って不思議に思います。
横浜寿町でお待ちしてます!

今西道子

ことぶき再会円坐