道にゆきくれし1日円坐 〜有無ノ一坐来千葉円坐~
昨日の芥川から見える、夕焼け空は深紅でした。
昨日の夕方、初めてお義母さんと15分間の未二観をしました。
『これからの十五分間はおかあさんの時間です』と約束をして、
十五分間の『声と音の言葉の空間・世界観』未二観玉手箱です。
現在置かれている事態に『混乱しています』と語り起こす義母。
ところが、
くるりと、萩の少女時代のまなざしになって、
突如、初めて話すように、いきいきと語られるその声には、
馬関から萩へお嫁にきた背筋のシャンとした曾祖母に人が集まる家の様子や、
江戸時代に延縄漁業の村を開拓した三人の一人である曽祖父の当時の様子や、
村の人達や玉江漁港の景色が、新鮮に、次々と眼前にあらはれてまいります。
そして今西道子さんのこの案内文にあります「常時誰かきているおうちだったようです。」と同じ台詞が、
昨夕不思議なことに義母の口から語られたのです。
日本海の萩の海の彼方向こうから
不可思議な一つの光に照らされて
今夜一坐とともに、
千葉へ向けて出発いたします。
道にゆきくれし1日円坐〜有無ノ一坐来千葉円坐~ ご案内です。
有無ノ一坐 松岡弘子
・・・
引っ越しをしてから1カ月になります。
この間に子どもたちの友達が部活の帰りにシャワーを浴びに来たり、
泊まりにきて海にいったり、円坐もしたり、泊まりにきてくれたり。
もともと私の家というのは祖父母がいたこともあり
人が泊まりに来たり来るっていうことは少なくて、
逆に夫の家というのはおかあさんが
困った人がいたらご飯を食べさせたり、泊まっていったりと
常時誰かきているおうちだったようです。
今もそれは続いていて、エルピスという施設は他 人の集まりではありますが
大きな家族であるなあと思います。
私は結婚してから、開かれた家でありたい喜ばれる家でありたい
というふうに変 化してきたものだなと思っています。
これは私がもともと持っていたものでなく
自分の面倒くささよりもひらかれていくことで
子どもたちが 育っていくような気がしています。
お義父さんが仕事を閉じて千葉に来られて、
そばで義父母の関係あり方をみていて驚き唸らせられ感心ばかりです。
夫婦の間に入らないという言葉はありますが、入らせられるし、
これはどうしようもないことでは、と思うことでもずっと同じことでも
向きあい晒し続けているようにも思います。
ここまでできることって何なのか、やりきって生きてられるように思います。
すごくアバウトなこともあればこれは問わないと突き詰めるということもあって、
大きな揺らぎの中にいる感じです。
前回の円坐でそれぞれの考えがあっていいじゃないか、
と問われたことにそれだと彼女との関係が続けられなくなる
と返答した私自身。すべて今も終わりにできないから続いているのだと思う。
今は西に向かう新幹線の中。
地震が心配される中、毎日がはじまりでおわりでもあり、
いつでも全うしていたいと思うのです。いつもこの揺らぎの中にいるのかなと思います。
前回より成東駅近くの自宅での円坐です。
有無ノ一坐をお迎えしての1日円坐です。
お待ちしております。
道にゆきくれし円坐守人 今西道子
道にゆきくれし1日円坐 〜有無ノ一坐来千葉円坐~
日 時 9月4日(水)10:30~17:30
(高速バスシーサイドライナー東京駅
9:05発→成東車庫10:25着下車すぐ)
場 所 成東駅から徒歩4分の民家
(お申込み後詳細お伝えします)
守 人 橋本久仁彦 松岡弘子 橋本仁美
橋本悠 今西道子
参加費 15000円
お申し込み
makishimoken@gmail.com
またはメッセンジャーにて今西まで