年末年始のラインナップご案内
2024年も残すところあと10日間です。いかがお過ごしでしょうか。
有無ノ一坐は明日22日は大阪千代崎スタジオにて恒例のイヴイヴ円坐を開催します。
守人はこちらも毎年定番の橋本悠、松岡弘子が務め、関東からの参加者を迎えて喫茶リエも開店、
マスター悠が淹れる珈琲と名物のカレーライスがスタンバイしています。
26日の木曜日は、今年最後の葬式ライブ円坐です。
師走のこの時期に、福井県武生市、越前の国の浄土真宗長慶寺から泰円澄師が駆けつけてくださいます。
今回は「守人見習い(本人談)」のマニーことエマニエル・ハーパーも参加し、
アメリカやキリスト教のお葬式事情も交えて語り合います。関心のある方はぜひどうぞ。
29日から大晦日31日まで大阪桃谷で開く除夜の円坐は、
有無ノ一坐の今年の締めくくり円坐です。
一棟貸切で宿泊して一緒に暮らし、2024年最後の円坐舞台に坐ります。
こちらは満員御礼となりました。
明けて2025年新春の1月5日日曜日はマニーを一坐に迎えて
「きくみるはなすかかわりあう・有無ノ一坐の世界未二観~門前レビュアークラス」のプレクラスを開催します。
英語と日本語の8分未二観とレビューを行うインターナショナル世界未二観クラスは2月9日から始まります。
お気軽にお問い合わせください。
世界未二観とは、対面対話,face to faceの「英会話レッスン」が、
未二観と円坐というsoul to soulの「Deep英会話Lesson」にメタモルフォーゼした世界初の「未二観英会話レッスン」です。
マニーと毎月続けてきた“Enza Kagemai Front Line”が次の段階に入って始動しました。
そして1月12日と13日の連休には、東京で
「ファシリテーションを越えて」と題した対談円坐を行います。
僕の精神に起こったこと、そして僕の人生の“Front Line”である有無ノ一坐に起こったことを、
未知への円坐旅を共にする一坐の松岡弘子、橋本仁美、橋本悠と語り合い、語り遺します。
僕は「人間関係」と呼ばれている不思議な現象に強く惹かれて生きてきました。
そのため、人生の時間を教師、ファシリテーター、カウンセラー、セラピストとしての仕事に捧げました。
ところが今はそれらの仕事をすべて手放して、
「口承即興円坐影舞未二観 有無ノ一坐」の座長として一年中円坐旅を続けています。
円坐は「ファシリテーション」と呼ばれる空間とは異なる世界に属する人間関係の空間であると言えます。
ファシリテーションはファシリテーターが過去の知識にもとづいて「促進」しますが、
円坐は未知の空間からその都度まったく新しい「時間」として生まれ落ちる、まさに「新年の誕生」です。
両者の特徴を少し比較してみましょう。
ファシリテーションは言葉の意味に左右されますが、円坐は「言葉という態度」によってのみ動きます。
ファシリテーションは社会の一部ですが、円坐は「実存の全体」です。
ファシリテーションは心理学を基礎にしていますが、円坐は芸術という土に根を張り、霊性という雨によって育ちます。
「守人見習い」のアメリカ人で黒人のマニーは、
「円坐守人は世界に対して一人で立つことができるアウトサイダーだ」
と言いました。
ならばファシリテーターは社会的評価に従属する「インサイダー」であると言ってよいと思います。
有無ノ一坐による円坐守人の稽古は、「ひとつの全体」として人生を生きる「アウトサイダー」の道を歩き始めることです。
「きくみるはなすかかわりあう」円坐守人の道にひとり立ち、
円坐が照らし出す「究極の面白さ」に向かって歩き始める皆さんの目が輝く時がやってきます。
その時空には毎回新しい「世界円坐」が降り注いで生涯飽きることがないでしょう。
なぜならそれは他人が作る人工の場につながれて歩くことではなく、
まったく未知の空間にもう一度生まれて本当に自由に生きることだからです。
それが「円坐守人」という新しい時代の精神性です。
「口承即興円坐影舞未二観」という古くて新しい芸術・芸能の道なき道を辿る有無ノ一坐は、
来るべき時代精神へ向かってどこまでも先駆け、道なき「未知」を旅の枕として仲間と一緒に歩き続けます。
では、来年二月から始まる生駒石切円坐守人十六番稽古の日程をお知らせいたします。
開催はすでに決定しています。参加希望の方はご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
有無ノ一坐 橋本久仁彦