東京板橋・曇華一現未ニ観廻(どんげいちげんみにかんかい)
新年の2月、東京板橋にてロー助主催で未二観(レビュー)会をすることになりました。
きっかけは、ロー助が打った「未二観会をやりたい」というストレート(直球)でした。
直球(ストレート)は、初速とバックスピン(回転)によって球筋は大きく左右されます。
バックスピンが大き過ぎると球は上に曲がってテンプラとなり、
逆にバックスピンが少な過ぎてもドロップとなって、どちらも失速し、飛びません。
直球という球は、初速と、バックスピンと、
そして打ち出し角が絶妙なタイミングで重なったとき、真っ直ぐ飛びます。
そもそも言葉というのは、姿形だけではなく、むしろ、
その核は、動きそのものにあるのではないかと思われます。
間合いやため、息づかいや音の質感、そして、
相手との関係も含めたそれらすべてが言葉そのものなのだと思います。
力んで打っても球はまったく飛ばないし、だからといって
加減して打っても球は曲がるばかりで全然違う方へ飛んでいきます。
相手の胸の真ん中へバシッと飛ぶ球を打つというのはなかなか難しいものです。
先回りして狙いに合わせるのでもなく、
相手の動きや上空の風、天気など全てに影響を受けながらも、
そのなかで自分の球を打つことが、
相手のど真ん中へ向かって、真っ直ぐ飛び出し、
飛び込んでゆくことなのだと思います。
すると見えないからだは、いきいきと、大空に向かって飛び跳ねるでしょう。
それでは主催のロー助こと益子智美さんの言葉です。
曇華一現未ニ観廻の開催にあたり、言葉を掲げてくださっています。
どうぞご高覧ください。
もしよければ、ご縁をお待ちしております。
有無ノ一坐 松岡弘子
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曇華一現未ニ観廻 の開催にあたってご案内文
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未ニ観が苦手な私が
まさかまさか
くぅと未ニ観をする事になるなんて!!!!
未ニ観何で嫌いだったんだろう?
初めての時はくにちゃんのレビューを聞きながら寝てしまって
何が何だかわからなかったところから始まった
その後未ニ観のクラスをみっちゃんと開催して
その時から少しずつ見方は変化していく
面白いかも!?
でも自分が話すことは苦手で
何処か自分の中の核心にかすりつつ避けて話をしていた気がする
高円寺純情商店街の近くのバス停で
雨が降りそうだしと
バス停の軒下で行われた8分間の未ニ観
先にくぅが話し手で未ニ観をした
音源を最初に聞いた時は
周りの雑音が爆音みたいに大きくて
ボリューム最大にし耳をくっつけて聞いていたのでびっくりして思わず体が跳ねた
何度も聞いていると爆音は後ろにいき
話している声が前に出て聞こえてくるようになった
雑踏の中 切り取られたというよりは
そこだけクローズアップされて生きていた時間(私にとって)というか
全ての中の一部であって
この一部が欠けたら全てじゃないみたいな
何度も聞いていると
合いの手のように入ってくる背景の話し声や歌声が
知らない人だし関係ないんだけど
そういう風には聞こえなくなる
何だこれ 面白過ぎる!
くぅとこんな風に話が出来たのは
ほんとにこの時このタイミングだったからで
またしましょう!と言って出てくるものでもない
未ニ観だったからだ
図らずも結構正直に赤裸々に話をしている私がいて
でもそれは1人ではいけないところ
あの喧騒や電車や雨の音
目に見える見えない色んなものが総出で出来ている8分間
文字起こししていたら欲が出て
曇華一現未ニ観廻を開催する運びとなりました
ロー助


東京板橋
曇華一現未ニ観廻
ーどんげいちげんみにかんかいー
【日時】 2025年2月19日(水)
19時〜22時
【場所】 板橋区ロー助邸
※申し込みされた方に詳細の
ご案内を送らせていただきます
【守人】 有無ノ一坐
橋本久仁彦 松岡弘子
【参加費】 10,000円
【申込み・問合せ】益子智美(ロー助)
rosa.09.10.71@gmail.com
またはfacebookメッセジャーまで
