いてまえ!板橋円坐影舞

前回は直前の大雪の為、バスが止まってしまい影舞には参加できませんでした。
それでも変わらず参加して下さり、ありがとうございました。

今回からは円坐と影舞を1日にまとめて、名前も一新して進めて参ります。

影舞では、言葉を使わずに指先で他人と触れ合い、
頭で考える以上に身体に現れる自分の在り方や人間関係、
人と接するときに発せられるものなど、言葉ではなかなか具体的には触れられない、
感情や空間などそういったものに焦点を当てていきます。

円坐では打って変わって、円の形に坐り身体的な接触はせず、
言葉のみで他人との関係を進めていきます。

円坐も影舞も、日常生活の感覚からすれば特異な行為と空間であると思います。
人間関係は本来、自然発生的に偶然はじまり、
お互いのうち1人がリードしたり管理コントロールせず、
2人で進めて作り上げていく2人の関係です。

しかし今では、人間関係とは相手に好印象を与えなければいけないものになってしまい、
自分のことだけでなく相手の感情までも予測して過干渉になっていたり、
そういったことをしなければいけない人間関係など億劫だと、
人と関わらなくなったり、または主導権を奪ったりもしているように思われます。

そうした行為は、今までの人生で培ってきた生きる知恵であったり、
努力の形ではあると思いますが、そのせいで自然な人間関係が育めず、
たくさんの悩みを生んだり、人と対等に対話できないという、
周りに人がいるのに孤独に溺れるというようなことが起きてしまいます。

自分という存在は、意識したりわざと動いて見せたりしなくとも、
人と関わると自他の区別をするために自ずと顕(あらわ)になります。
それは自分で考える以上に色々なことを感じていたり、何かを守っていたり、
無意識に気に入らない人を排除しようとしていたり、
自分で想像する以上に躍動していますが、
今までの経験が染みついた身体のすることなので、
自分の意識には上がってきませんし感じられません。
しかし人と接触し、人間関係を進めていく中で体感していくことはできます。

円坐と影舞は非常にシンプルですが、
人間関係というものの精度を高く保ったまま接触を試みていきます。
人と関わっていく中で、自分自身もハッキリとしていきますが、
自分を捉えたとき初めて状況に流されず自分で選択、発言できるようになります。
さらに円坐ではその先の、自分に芯を置いた者同士の対話を目指して進めて参ります。

興味の惹かれた方は是非ともご参加下さい。
ご連絡お待ちしております。

橋本悠

いてまえ!板橋円坐影舞

【日 時】3月9日(日) 10:00〜13:00 影舞
          14:00〜19:00 円坐
【場 所】板橋区 ロー助邸
【守 人】橋本悠
【参加費】影舞:5,000円
     円坐:10,000円
 両方とも参加:13,000円

【申込・問合せ】ロー助(益子智美)
        rosa.09.10.71@gmail.comまたはメッセンジャーまで

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都合が悪くなるとっていうよりか
相手の都合に合わせて(想定して)差し障りなく時間が過ぎるように
ダメな子でいる事がある
特に母親に対してはコレが敵面に功を奏するので
機嫌を損ねないようにダメな子を演じる

最近あぁ、コレって母親以外でも結構つかっていて
ダメな子ゾーンに入ってたかもとか思って
でもどうしたらココから抜け出せるんだろう?と思った

前回の影舞稽古会は天候不良で守人の悠くんが来れなくなった
私は悠くんが来ないなら意味がないと思い中止を直ぐに考えた

悠くんから参加者の方へのメッセージをもらい
事情を話してもう一度参加の有無を聞いたら
何と不参加の方は1人もいなかった!

悠くんがくれた言葉の中に
「稽古会が成功するようにうまくやろうとせず」とあった
腹を括るとか 覚悟を決めるとか
そういう硬い感じよりリラックスしていようと思った

影舞をしてお互いと見ていた方とでどうだったのか?どう見えてたのか?を聴きあう
最初は言葉を忘れてしまうのはダメだ!と思ってメモを取っていたけど
そのダメ!はなんなん?と思って
出来ないことよりできる方に開くようにする

影舞をしていて不意に
「あぁ、自分ダメな子モード発動しそうになってる」
と思って、そこでも閉じるじゃなくて開く感じで動く
そうしたら『あぁ、やっぱりわたしこの人のこと好きなんじゃない!』
そう思うと相手は嫌そうだなというのは伝わるけど
こちらがそこに合わせて引く必要も感じなくなった

終始開いていることをしていた気がする
閉じそうになったり止まりそうにもなるけれど
身体が縮こまらない方に呼吸がしやすい方に
行きすぎたり違うと思ったらいつでも修正して
戻りたいところまで戻って確認する
誰かの正解のために自分を使ったり、すり合わせるんじゃなくて
今まさに私が感じてるところに重心を置く感じで

気づけばあっという間に3時間経っていた

悠くんは実際にはいなかったけれど
その存在はものすごくあったのも
おぉ!って不思議とかじゃなく、うまく言えないけど
おぉ!って感じ

私が言っていいのかなと思うけれど
愉しかった!です、ご参加の皆様改めてありがとうございました!

今回は影舞と円坐を同日に開催します
みなさまのお越しをお待ちしております。

ロー助(益子智美)