「現し世は夢、夜の夢こそまこと」円坐 その3

円坐「現し世(うつしよ)は夢、夜の夢こそまこと」その3
【日 時】
2月15日(土)14:00〜16:30(13:30開場)
※2時間半の円坐/開始時間の30分前より開場します
【場 所】
有無ノ一坐スタジオ(大阪市西区千代崎2-20-8)
【参加費】
3,000円
【守 人】
橋本仁美(有無ノ一坐)
【申込先】
hitomi.hashimoto918@gmail.com(橋本まで)
【主 催】
松本裕子(こりん)・橋本仁美
こりんちゃんこと松本裕子さんと
「現し世(うつしよ)は夢、夜の夢こそまこと 」円坐 第3回目をおこないます。
こりんちゃんと今後どうなるかわからない、
これで終わりかもしれないし続くかもしれない円坐です。
でも、よくよく考えたら
日常の関係だって続くと思っていますが、実は続く確証などはどこにもなく、
「これからもわたしたち続くよね」というていにして毎回別れているだけです。
続いていると思ってたらもう中身は終わってたなんて関係もあるわけで、
そういうことをなんとなくごまかしたり
良いように解釈してみたりしながら生きているのではないでしょうか。
そして世の中では気の合う人同士で集まったり仕事したりする人が多いですが、
こりんちゃんとわたしは、気があうから一緒に円坐をやっているわけではありません。
なんの因果か自分由来ではないご縁でこのたびご一緒させていただくことになり、
いろんなことがあって今度で3回目となります。
しかし自分由来であってもなくても、好きや嫌いも関係なく、
円坐で会うのはとてもわくわくすることです。
なぜならこりんちゃんという圧倒的に自分とは違う文化を持つ方と出会う時間だからです。
世の中では、わくわくする出会いとは、もはや「気の合う人に会うこと」になりました。
また、何度か会ったことのある人は「もう知っている人」や「古い人」となり、
新しい人との出会いや新鮮な体験を求めていくのが普通になりました。
断言できますが、一番面白いのは、気の合う人や好きな人に会うことではありません。
また、嫌いな人を避けて自分の居心地の良い人の所にいくことでもないのです。
「もう知っている」「同じ人だ」と思っているその人に会いに行くことが実は一番面白いのです。
円坐では、「同じ人」なのに何度も新しくその人との出会いが誕生します。
日常では起こりにくい圧が円坐の中では生まれ、その中で他者との出会いにも圧力がかかり
自分がイメージしたとおりのままの他者で終わらなくなるからです。
圧が高まり、眼の前の相手が受け入れがたくて、どう共に過ごせばいいのか途方にくれて
もう離れたいと思うこともあります。その衝動とのたたかいが円坐では起きることもあります。
そのため、ときにはしんどい場面になることもありますが、
そこを超えて出会う他者体験は何物にも変え難いものです。
どなたさまも、ご来場心よりお待ちしております。
橋本仁美
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先日、くぅさんとくにちゃんの円坐に参加させていただいた。
はからずも、くぅさんと対峙することになった(あれを対峙と呼んでいいなら)
正直くぅさんの言ってる意味がわからなかった。
なんか悔しかった。
それで帰り際にくぅさんに僕は「また殴り込みにきます!」と謎の宣言をして帰路についた。
その翌日母が足の靭帯を切って車椅子生活だと連絡が入った
その次の日が影舞い稽古日だったが日常を優先して大阪から三重の実家に連泊で帰った。
そこで僕は「日常」に帰った。
僕は大阪に出たきてからひと月に1度は実家に帰っていたが、
実家から大阪の家に還ってくると何故か現実味がなく夢の中に居るような感覚に襲われていた。
大阪生活(非日常)が長くなり、ひょんなことから影舞いと円坐という非日常が最近急接近してきて非日常(大阪生活)に非日常(影舞い円坐)が重なって、他人に隠している僕の攻撃性を解放できてひと皮向けれるかもしれないと思った矢先の母の一報、実家に帰り一瞬で「日常」に引き戻された。
そうしたら急に影舞いや円坐が怖くなった、殴り込みにいってやるという思いも、攻撃性を出せるんだという謎の高揚感も消え去りただただ怖さがやってきた。
第2回の「現し世は夢、夜の夢こそまこと」円坐がひかえていたがそれさえ怖くなって正直止めたかった。
それほど「日常」に謎のインパクトがあった。
影舞いや円坐に現れる僕では「日常」を生きられない。
このまま影舞い円坐の世界に居続けたら
確かに僕がひた隠しにして生きてきたものを隠さず生きれるかも知れない
でも
「日常」をそれで生きる勇気は僕にはまだないとしみじみと感じてびびっている
でもその「日常」に「僕」はいない、他者が望む(だろうと勝手に僕が思っている)自分がいるだけだ
もともと僕は相手とその場でコロコロかわるカメレオン体質なのだが、
それでも生まれ持った変えがたい何かがある。
今のところ、その変えがたい何かは非日常(夜の夢=影舞い円坐)にしか現れない。
それを現実(うつしよ)に召喚してしまったら、正直生きられないと思った。
でも死ぬまでに1度は生きるためにひた隠しにしてきた「僕」に出逢いたい
「僕」で現し世を生きてみたい
「夜の夢こそまこと」の夜の「僕」で「夢の現し世」を生きたらどおなるか経験してみたい
怖いけど何度も影舞い円坐を繰り返していたらふとした瞬間に夜の夢が現し世に顔を出すのではないかと
そんな思いを込めて、一瞬影舞いとも円坐ともさりげなく距離を取ろうとしたが
びびりながらももう一度挑んでみようと
仁美さんには最初何回も開きたいと言っていた円坐を第2回で終わらせたいと思ったが第3回目を開きたいと思います。
正直くぅさんとの対峙はつらかった、でも逃げるようなつらさではない、僕の知らない不思議なつらさだった、もう一度殴り込みにいってやると思える優しいつらさだった
その時の思いを偽りにはしたくない
怖いけど進みます。