第三回 江戸板橋宿往来円坐

第三回 江戸板橋宿往来円坐 のご案内です。

ロー助こと益子智美さんと出会ったのは、長野県松本市旧四賀村の山の中でした。その山の中には舞踏家元木幸治さんのヴィオパーク劇場があります。

わたしは坐・フェンスのヒトガタとして、亀田恵子さん主宰の松本ヒトリ主義の舞台に、元木さんが亡くなられた翌年から、毎年フェンスの一員として出演させていただいていました。

  〜 松本ヒトリ主義さいごの舞台に、ロー助は東京からやって来た 〜

公演が終わった後、初めて対面した時に交わした会話よりも、そのきくみるはなす縁坐舞台によって、自分の足で歩く道が、たちあらはれ始めたのでしょうか、道を目の前にして、ロー助は立ちすくしているようでもありました。

それから、徐々に会う機会が増えてきて、各地の円坐で向き合い、時に仕合いながら、円坐道中、逢坂を重ねて参りました。

関ケ原や日光、江田島や串木野、倉敷や海老名など、その土地土地において、何度も立ち上がりながら自分の道を歩き始めたロー助自身の、ドカドカ踏み鳴らす足音は、唯一無二の音でもあり、容易に鳴り止むようなものではなかったはずです。

これから先、ロー助とわたしはどうなるのかまったくわかりませんが、たとえ茨が生える森であろうと、お互いそれぞれの自分の道を前進したいと切に願っております。

今回が板橋宿往来円坐の最後になるのか、まだ更にこの先に道があるのか全く不明ですが、円坐では対等に向き合い坐ります。

機が熟した暁には・・

ロー助と江戸ふるさと円坐街道を往還し円に坐す日が来るのを楽しみにしています!

それでは、主催のロー助こと益子智美さんの宣言文です。

有無ノ一坐 松岡弘子

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渾身のご案内…
このハードル見上げてたっかいなーと
よっしゃ頑張るぞ!といやぁ、無理っすよ…と尻込みしてる自分
夜寝る前にあーだこーだと頭の中で考えてたのに
朝起きたらきれいに覚えていないの連続

江戸板橋宿往来円坐はすっからかんになって
初めて主催した円坐である
円坐とは不思議なもので
やればやるほど何かが手に入ったり出来るようになるものでもない
どちらかと言うと色々剥がれていく
もう、無いだろうと思っていてもまだあったの!?って感じで
それでも残る、残ってしまうものがある
残ったものをそれが私だと
すんなり受け入れられる時もあれば
なかなか出来ない時もあり
そうこうしているうちにまたぺろりぺろりとあちこち剥がれ出すので
私のことなのについていけ無くなったりする
正直 もういいでしょしんどいわとよく思う
でも諦めちゃうと
ただ生きてるだけの人になっちゃいそうで
それはどうしても嫌で諦めたく無い

なぜ私は人として生まれてきているのか?
という小さい時からもつ疑問に
円坐という場は大きな手がかりをくれると信じているから
だから私は頑張るより諦めたく無い

ぜひ皆様のご参加をお待ちいたしております。

ロー助

< 第三回 江戸板橋宿往来円坐>

日 時 2025年6月5日(木)10:00〜16:30
場 所 東京都板橋区(お申込み後に詳細
    ご案内を送らせていただきます)
守 人 有無ノ一坐 橋本久仁彦・松岡弘子
参会費 15,000円
主 催 ロー助(益子智美)
申込み、お問合せはrosa.09.10.71@gmail.com
またはfacebookメッセンジャーまで