椎名町邂逅円坐 はじめ 関東四連円坐 ご案内
6月初旬の2日間、関東方面へ参ります。
6月4日は「第二回 飯能相聞円坐」です。
案内文はこちら→https://umunoichiza.link/4514/
第一回は埼玉県飯能市に暮らす茂木明香さんに会いに飯能相聞円坐を開催いたしました。その案内を見てくださった久世茉莉子さんからお便りをいただきました。「ご都合があえばぜひうちにも寄っていただいたり、地域的、歴史的にも面白い場所をご案内したかったなあ…と思うのですが、ぜひまた機会があえば飯能にお越しいただけると嬉しく思います。お呼びしたらいいのでしょうか。」とおっしゃっていただき、往復書簡のやりとりを重ねまして、第二回相聞円坐を開催する運びとなりました。
わたしたちは4月16日の熊本・火の国円坐の翌日有志で熊本城へ参りました。西南戦争のとき熊本城周辺で最大激戦が繰り広げられたことを、熊本城であらためて具体的に知りました。激しい防御戦となり強固な要塞となった熊本城を死守するため、長期にわたり戦った熊本の人々の熱い精神を感じました。9年前の熊本地震で甚大な損壊に見舞われた熊本城と石垣の再建工事が今も続いているのを実際に見て歩いていると熊本の人々の不屈の精神を感じて止みませんでした。
久世さんの暮らす飯能は名栗渓谷を始め、川の風景のある地域だそうで、戊辰戦争や飯能戦争の発端となった世直し一揆のあった旧名栗村でもあるそうです。このたび飯能市名栗にて第二回飯能相聞円坐を開催いたします。
その日の晩は東京へ移動します。二月に青梅梅郷にて、金子実千枝さんのお母様とお会いしまして、未ニ観をさせていただきました。音源と逐語記録をもとに、未ニ観玉手箱 〜 母と娘と他者レビュー会を開催いたします。
吉川英治記念館がオープンした若い頃この地に来られたときの風景を庭に立つと、ふと何度も思い出されている様子で、吉川家の母家の縁側で未二観玉手箱をさせていただきました。そこにはお母様の人生がまるごとあって、このたびの人生の終の瞬間まで語り興すお母様の言葉は、縁側のあるその地からお母様のからだを通ってお天道様ヘ向けて発しているようでもありました。「それで、さいごのさいごは、なんにもわからなくなって、口も聞けなくなって、目も視えなくなって、からだも動かなくなって、さいごのさいごにはね、自分で、独りで旅立つわけにはいかないから、まあごくわずかな人に、あのう、土の中に埋めてもらおうか、それができたらもう大喜び!」と仰った気っ風のいい声が、いまもずっと残っています。関心のある方はいちどお問い合わせください。若干名ではありますがよかったらご一緒ください。
そして翌日6月5日は 、益子智美さん主催の「第三回 江戸板橋宿往来円坐」です。
久しぶりの東京での円坐となります。どなたでもご参加いただけますのでこの機会にぜひお越しください。
案内文はこちらからどうぞ→https://umunoichiza.link/4464/
同日5日の晩は「椎名町邂逅円坐」を開催いたします。
今年の2月帝銀事件の跡地を起点に近辺を歩こうと円坐街道を開催した際、この池袋円坐街道にご参加くださったのが高田彰一さんでした。今度は高田彰一さんに会いに参ります。
わたしは岐阜県不破郡の関ケ原で、たかったーこと高田彰一さんと「古今東西円坐」を開催しました。その日の夜、周りが真っ暗になるまで日本酒を酌み交わし関ヶ原の夜風に吹かれてふりかえりをしました。そのとき以来、時はすっかり止まっていましたが、椎名町という土地のご縁でふたたび時が動き始めました。椎名町邂逅円坐に参加ご希望の方はお問い合わせください。
有無ノ一坐 松岡弘子
< 飯能相聞円坐 >
日時:2025年6月4日(水)10時~16時
場所:埼玉県飯能市 名栗付近
集合:西部鉄道池袋線 飯能駅
守人:橋本久仁彦 松岡弘子
参会費:15,000円
< 未ニ観玉手箱〜母と娘と他者 レビュー会>
日時:2025年6月4日(水)18時~20時
場所:お問い合わせください
守人:橋本久仁彦 松岡弘子
参会費:5,000円
< 第三回 江戸板橋宿往来円坐>
日時:2025年6月5日(水)10時~16時半
場所:東京都板橋区
守人:橋本久仁彦 松岡弘子
参会費:15,000円
主催:益子智美
< 椎名町邂逅円坐 >
日時:2025年6月5日(木)19時~21時
集合:西部池袋線 椎名町駅
守人:橋本久仁彦 松岡弘子
参会費:5,000円
✳︎お問い合わせ・申し込み✳︎
松岡弘子まで soumon.enza@gmail.com



