第六回 大人の森のようちえん! 幡豆円坐 @愛知県西尾市

大人の森のようちえん!幡豆円坐 開催のお知らせです。



日程:2025年8月31日 (日) 11時~17時
舞台:愛知県西尾市幡豆 海の見える場所
守人:橋本久仁彦 松岡弘子 橋本仁美
会費:1万円
申込:soumon.enza@gmail.com  松岡弘子
   hitomi.hashimoto918@gmail.com 橋本仁美

有無ノ一坐 : https://umunoichiza.link

幡豆で真夏の森のようちえん。関係性という壮大な“森”の中へ私たち円坐守人は飛び込みます。

森のようちえんやフリースクールは大人がやりたかったもの。そこに子どもは合わせて存在しています。
しかしひとたび大人が子どもの世界に足を踏み入れることができたら、、それはそれは不思議で論理の通じないたのしい世界が待っています。

円坐には”膜”があらわれるときがあります。お葬式や大人同士の大事な話の場面などで、『子どもは向こうに行ってなさい』という、あれに近いものです。大人になった今でも、あのとき追いやられた子どものままでいることはできるでしょうか。

子どもと対等に関わるというのは、大人が子どものペースに合わせてあげることではありません。大人が子どものことを分かってあげることでもありません。まるで子どもの代弁をするように話す大人はもっとタチが悪いです。

私ももう大人になってしまったので、すぐに楽をしようと(=操作しようと)してしまい子どもの世界に入るには時間がかかるのですが精神のギアを上げて子どものやりとりの中へ参入し対峙すること、それが子どもと対等に関わることです。

この文脈での”大人”の意味するところは「コントロール」です。”見守る”こともコントロールに含まれます。「みんな一等賞」「あの子だけ多い!とならないよう全員同じ数にしましょう」という平等性。それらは子どもの気持ちを“わかってあげて”、平和に終われるようにするコントロールです。

もーっと精神を深く沈めダイブさせれば、子どもの地平が初めてちらりと見えてくるはずです。そのとき、子どもの方が私たちの大人になります。そうなったとき子どもと私はひとつの生き物=人間になります。その瞬間が面白くてたまらなく、その瞬間が訪れるのを前のめりで待っています。

円坐は大人が子ども同士になるところ。大人の森のようちえんは大人が子ども心を思い出して遊ぶのではなく、子ども同士になった大人が利害も保身も吹っ飛ばして進みながらお互いをまっとうするようちえんです。

有無ノ一坐 橋本仁美

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今年は梅雨が短かく夏の始まりが早かったせいか、それとも、各地へ円坐旅がふえたからか、いつもは短く感じる夏が、日々、ゆっくりとたっぷり時が流れています。

日常のなかに生じる円坐の球体時間の位相では、移り変わる季節は旬の連続体として存在しています。

 人生も然り。

青春は実は人生を通じて続いており、幼児から成長して大人になりやがて老人になるのではなく、人生を通じて当時の姿のまま風景のなかで生き続けています。

森のようちえんは、自然環境を利用した幼児教育・子育て支援として、一気に全国にひろまりました。

一方で「大人の森のようちえん!幡豆円坐」は、既存のコミュニティの論理や組織変容の促進とは位相が異なり、固定化した社会的役割からもくるりと転向し、球体時間を生きる者として自分の足で立ち、自分も他者も背景を含めて向き合い関わりあうことになります。そのとき始めて人間関係も人生も行き詰まらず、未知なる道もあらはれます。

三河湾の海を背景に「大人の森のようちえん!幡豆円坐:」でお会いしましょう!!

有無ノ一坐 松岡弘子

 ◆◆◆来月八月から三連円坐開催いたします!
森のようちえん・フリースクール 三連円坐
① 8月11日(月)〜14日(木)@徳島県上勝町 上勝"少年"探偵団 2025
② 8月31日(日)@愛知県幡豆 大人の森のようちえん!幡豆円坐
③ 10月2日(木)@徳島県阿南 自然スクールトエック代表 伊勢達郎氏×橋本久仁彦 人生対談!
(10月1日(水)〜2日(木) 阿波の国 阿南ふるさと円坐街道 同時開催)