影舞ZANMAI 〜人間としてのふれあいを求めて〜

・・・ところで、べべの問いの姿勢は「影舞」にも及んでいます。(これ以前の文章は、「第7回大人の森のようちえん」の橋本久仁彦のご案内をどうぞ)
影舞については何人もの方から問いや感想を頂くようになりました。

それらを踏まえての我々有無ノ一坐の探求と課題は、
「影舞を続けると日常の職場の相手や家族、そして自分自身の中心とのかかわりあいが変化する。その『変化』をどう考えるか。」

さらに、

「影舞が円坐と一体となって『円影未二の舞台』であるとき、現代社会では排除されている『死者とのかかわりあい』が表面化し、我々の意識的な論理や予測の届かない位相で、全体的に深く調和した働きが営まれていることを体感する。この認識をどのように表現するか。」

ということです。

そこで13日の祭日に、「影舞ZANMAI~人間としてのふれあいを求めて」というテーマを掲げて影舞の実習と講義を行い、現在の視界をシェアします。

「影舞をただ楽しみたい」だけのご参加も大いに歓迎いたします。
影舞は意味を考えて舞う芸能ではなく、ただ「ふれて」「舞う」ふたりの姿が観客に真実を語るからです。
会場は大阪市西区の有無ノ一坐稽古場、守人は橋本仁美と橋本久仁彦です。

僕が以上の内容をここに記すことができたのは、べべと仁美の勢いのある挨拶文を拝読したからです。
よろしければふたりの言葉をどうぞご高覧くださいませ。
(べべこと越智久美さんの文章は「第7回大人の森のようちえん」のご案内をご覧ください)

若いふたりの生の息づかいや、人へのかかわりあいの熱量を感じるのは本当に楽しいものです。

有無ノ一坐 橋本久仁彦

影舞ZANMAI 〜人間としてのふれあいを求めて〜

【日 程】10月13日(月祝)
【会 場】有無ノ一坐スタジオ(大阪市西区千代崎)
【参加費】 一万円
【時 間】 11時〜17時30分
【守 人】 橋本久仁彦・橋本仁美
【申込み】 橋本仁美(hitomi.hashimoto918@gmail.com)まで

影舞ざんまいな一日を企画します。
13日のスポーツの日は有無ノ一坐のスポーツの日!
影舞で存分に心と身体と人間関係を動かしましょう!

「球体の時間」
「偽偽自己」
「トラックのタイヤ」
「バッファー・緩衝器」
「偽自己を支える他の偽自己が必要な人たち」
「擬似的に認めあう強迫的な関係」
「自由を求める自己から乖離した現代の自我」
「線上の閉じた時間から、球体の開かれた時間へ」
「指先と指先のふれ合いから他者とのかかわりあいがはじまるシンプルな舞台」
「先がふれあう『先ぶれ』の空間から発見や実践が無限に生じる」

影舞と舞台を通して、音・身体・空間・気配・実存、
非言語のチャンネルがひらき人間関係の海を自由に泳げるようになっていきます。
かかわりあいの大海原に一緒に乗り出しましょう!

現代社会に特徴的な自我について、そして人間関係の構造についてくにひこ授業(知識)で理解し、
それを影舞で実践・体感し体が覚えていくことを繰り返す稽古です。
忖度のないおもいっきり人間関係やったらどうなるのか!

日常では恐れて試せない人間関係でのチャレンジも影舞では存分に試行錯誤ができます。

人間関係や人生に退屈さを感じる方
空しさを感じる方
このままでいいのかなと思う方
エネルギーが枯渇する方
特定の人間関係がうまくいかない方
人間関係を無難に楽に生きると、いっときは良くてもそれで
人生生きちゃったらもったいない!
でもどうしたらいいかわからない!という方

いくら楽しいことで埋めつくしても埋まらないのが人間関係です。
HowToを学んで実践してもだめで。
HowToにすると他者がいなくなり本質的に一人になるからです。
他者とのたしかな手応えがなければ人生は無味乾燥です。
人間関係を一番充実させるほうが、計画通りの人生を歩むよりも実は充実?!してますよ。
ご関心のある方ぜひお問い合わせください。

有無ノ一坐 橋本仁美