千葉 相聞円坐

今期の生駒石切円坐舞台守人十六番稽古が、

おかげさまをもちまして満了いたしました。
これから日本各地の守人の方と、
この世の名残り旅が始まります。

このたび、
千葉に参ります。

千葉には、
2021 生駒石切 円坐舞台守人衆にも、
お住まいの方がいらっしゃいますが、
その千葉に私の弟も家族と暮らしています。
今回、ご縁あって義妹と円坐をひらきます。

円坐にてご一緒してくださる方を、
募集いたします。

義妹は家でお母様を看取り、
日々の景色が変わったそうです。

昔、君津のお宅で、
お母さんに作っていただいた、
朝の大根の入ったお味噌汁の味が、
ふと、思い出されます。

「生前」という言葉は不思議です。

死前と書く方が、
意味が通じる気もするのですが、
生前とは往生する前の様のこと。

「母の生前ならびに葬儀では心を寄せていただき、ありがとうございます。」

と、書き起こされた手紙は、

「ゆっくり深く「死」を見つめる機会を母からもらいました。もどかしい事もありましたが今は清々しい思いです。今年の夏大阪には行けませんが、冬にお会いできる事を楽しみにしています。」

と、結ばれています。

義妹との再会は、
お母様のご縁によって、
あらたに出会うことになり、

からだを実際に運んで会いに行くので、
じわじわ楽しみが湧き起こってきます。

先日の秋の西多摩、
そして今回の冬の千葉に続きまして、
年の暮れの12月29日には「円坐ひとひろ江戸へいく」、
その翌日12月30日は「2021 盆暮円坐」へと東京へも参ります。

関東は、関西から物理的な距離も遠くて言葉も音も違いますが、
実際にその土地へ出向き人と会うと景色が変わってしまうのは、
本当に不思議です。

それでは、
このたびのご縁 お待ちしております。

有無の一坐 松岡弘子

< 千葉 相聞円坐 開催要項 >

◇ 日 時 令和3年 12月16日(木)13時15分~16時45分
◇ 場 所 茶室 好日亭(千葉県千葉市中央区弁天3)
◇ 守 人 松岡 弘子
◇ 会 費 四千円
◇ 申 込 soumon.enza@gmail.com 松岡 弘子