第49回 ふるさと相聞茶堂

今月のふるさと相聞茶堂のご案内です。

今日は早朝家を出発し、有無ノ一坐は四国の三豊から高知へ円坐の旅に出発しました。
香川の三豊で、台湾にご縁の深い秋山さんにお会いし今年の台湾円坐のため顔合わせをし、その足で故臼杵英樹さんのご家族に会い、息子さんの直矢さんと一緒に高知へ一泊二日の旅に出ます。

直矢さんは家族以外の人とお出かけや旅行は今回が初めてですが、臼杵さんの奥様から信頼を賜り旅を共にする運びとなりました。

目指すは、高知の坂本さんです。坂本さんは、川浪さんと通底する熱き情熱をお持ちの方です。

(高知の坂本勲さんは全国ひきこもりKHJ親の会高知県支部やいろ鳥の会や、高知ひきこもりピアサポートセンターの業務や運営に日々奔走しながら活動しておられて、坂本さんとの出会いは香川三豊の円坐でした。そのとき円坐で仕合った絆はいまもあります。「人と人の絆を結び合う」とは「切り結び合う」ことと、他者の人間性を見通して人々の精神の自由のために、人生をかけ日々戦い仕事をしておられます。)

今朝、案内文中にもふれました門戸さんからちょうど出発時間にお便りをいただきました。
「移動距離が短くても、その場所を掘り下げる深さが深ければ、遠い旅に匹敵する体験になるのだと
昔友人に教わったことがあります。わたしたちは、動けない詩人のことばに、説得力を感じることもあります。
いまは、それだけだろうか、と思います。誰かに会うと、旅どころか、冒険がその地点からはじまりますよね。
相聞茶堂を楽しみにしています。」

それでは、未知なる冒険の旅へ行ってまいります!

松岡弘子

・・・

今月で高槻芥川での開催は五年目となり、
川浪スヱ子さんと相聞茶堂を始めて、
七年目になりました。

もともと40年ほど前から、
義兄を中心に義父母が川浪さんに大変お世話になってて、
20年前息子が通っていたピッコロ保育園でずっと給食をつくって来られた小山千郁さんと、原で五節句円坐をひらいた折、

ちょうど菊(重陽)の節句の時でした、
福祉法人の理事長を退任されてすぐの川浪さんが菊の節句にご招待され、
わたしはこのとき実際に初めて川浪さんとお会いしました。

義父母から川浪さんの存在は、
ずっと聞いていました。
まさか、
円坐で隣りに坐っておられるとは、
びっくりで、
夢にも思いませんでした。

どんなに障がいがあっても、
町で暮らしていけるようにと、
仲間とともに福祉法人を立ち上げ、
人と関わり続け現場一筋で生きてこられました。

わたしは川浪さんのそんな生き様を、
何度も相聞茶堂(円坐)で、坐衆の方に注ぎ続ける姿を見てきました。

川浪さんは、
ご自身の体調や時々の状況を誇張せずに、
どんな時もそのまま話してくださいます。

「言葉を真剣に交わす限り、どのような条件下でも、円坐は成り立つ」

この言葉は、ふるさと相聞茶堂に何度も足を運びお越しくださっています門戸大輔さんの言葉です。
わたしは門戸さんのこの言葉に、背中を押されふるえ続け、この先もずっと影響を受け続けてゆくのでしょう。

初めて門戸さんが高槻芥川のふるさと相聞茶堂におこしくださり、交わした言葉をここに掲載させていただきます。

「芥川の駐車場まで運転いただき、堤道まで上る途中、藪に雀が、4、5羽、飛び込んでいくのが見えました。
公民館の和室に入ると、雀の掛け軸がかかっていて、不思議な感じがしました。
雀に教わるようなことが、ちゃんと見えて、よかったなあ、としみじみと思います。
よかったなあ、と思ったのは、生きているからですね。
ちゃんと会っているときは、生きていますね。」

今日から芥川公民館は芥川コミュニティセンターに名称が変わりますが、
たとえ建物の名称が変わっても、
こうして川浪さんが「いる」相聞茶堂は、
わたしたちのふるさとです。

昨日、会場の予約に来た帰り、
桜堤を通って殿町を北に抜けました。

曇り空に五分咲きの桜がとても映え、
今年も桜を見てひとり感動しました。

 そばに誰かを感じて会っている
 ひとりだけど独りではないから
 さくらに胸ふるえるのでしょう

それでは芥川にてご縁をお待ちしています。

有無ノ一坐 松岡弘子

< 第49回 ふるさと相聞茶堂 >

日程:2026年4月23日 木曜日
時間:13時半~16時半
住所:芥川コミュニティセンター 2階和室
内容:円坐・影舞・未二観
守人:松岡 弘子
参会費:3,000円
申込soumon.enza@gmail.com 松岡
有無ノ一坐:https://umunoichiza.link/

 〜 ふるさと相聞茶堂 〜
円に坐わって きく みる はなす かかわりあう ご縁の舞台

刻限まで円になって坐ります。参加者のお話や声なき声を聞きあい、互いに関わりあい (※円坐)、演舞や音楽など舞台表現によって、全員参加をもとにひとり一人の想いや誇りを尊重し、相手とふれあい、他者と対峙し真剣に関わりあう、ふたりの間柄と舞台を見る人のまなざしが一つの球体の円形舞台となります (※影舞)。

たとえ病気や体が不自由であっても、不思議と元気になる舞台です。ふるさとの風景や大切な人のお話、懐かしい歌や映画の話など語らい、円になって坐りましょう。