第50回 ふるさと相聞茶堂

< 第50回 ふるさと相聞茶堂 >
日程:2026年5月28日 木曜日
時間:13時半~16時半
住所:芥川コミュニティセンター 2階和室
内容:円坐・影舞・未二観
守人:松岡 弘子
参会費:3,000円
申込:soumon.enza@gmail.com 松岡
有無ノ一坐:https://umunoichiza.link/
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先日の第49回ふるさと相聞茶堂は特別な一日となりました。
この日ふるさと相聞茶堂に参加することを楽しみにされてた門戸大輔さんの葬儀に、有無ノ一坐の坐長橋本久仁彦氏と、若州一滴文庫で縁坐舞台稽古を一日ご一緒した山下薫さんとともに参列することになりました。
その後、業務を終えられて桂駅まで駆けつけた荒木さんと落ち合い、雨の西国街道を一気に走って高槻に戻り
ジャズ喫茶でふるさと相聞茶堂の坐を囲みました。
門戸さんを思い出すというより門戸さんをすごく感じるとてもいい葬儀でした。
門戸さんのご友人たちが門戸さんの新たな旅立ちに際して一同が立ち会う、これこそ彼がこれから東京での展覧会で執り行う、異なる人々がその場に居合わせ、固定化した役割を越え、皆生の「かがやき=影やき」へと変容する『ドゥーリアのボールルーム』なのだと知りました。
ご友人の思い出のお話しあり讃美歌あり、聖書の言葉あり
最後は正信偈のお念仏もあり
葬儀場のビジネスパッケージのお葬式に参列したというよりも、異なるわたしたちが門戸さんのご縁によってこの場所に居合わせ、そのことを誰よりも門戸さん自身が望んでいるということを痛切に実感する時間となりました。
一ヶ月半ほど前、門戸さんから東京での展覧会へ向けて映像を撮るのでくぅさんにインタビュアーをお願いできないですか、と連絡があり、門戸さんの頼みであれば、たとえインタビューのお仕事であってもかならずお会いして引き受けようと京都の徳正寺さんへ向かいました。
そのとき、井上迅さん、金サジさん、麥生田さんと初顔合わせでしたが、この京都徳正寺さんでのこの時間は、とても忘れがたき思い出深いものとなりました。
そのとき門戸さんと「死んでもまた会います」と真剣に言葉を交わしたからかもしれませんが、葬儀であらためて門戸さんは生きている、と確かに感じました。
右側と左側の間に立ち、門戸さんと対面した時『ああ、ちゃんと生きている』と感じました。信頼と慈しみの眼差しをこちらに向けられていることも、今も円坐をしていることも、すごく感じました。
「言葉を真剣に交わす限りどのような条件下でも、円坐は成り立つ」「ちゃんと会っているときは、生きていますね。」「誰かに会うと、旅どころか、冒険がその地点からはじまりますよね。相聞茶堂を楽しみにしています。」
門戸さんのこれらの言葉は相聞歌です。
この世とあの世は、遠く隔たりがあるものではなく、おそらく本当は近くて、真剣に関わりあうと世をまたぎ、相聞空間を通じ関わりあいは刷新され、新たな旅と更なる冒険の幕があがるのでしょう。
相聞空間とは、精神の茶堂です。
門戸さんがどのような条件下であっても『この世』の時間をかけ幾度も坐ってくださった精神の相聞茶堂。
性別や人種を越え、死の淵も越えて、この世における円坐は、向こうから照らされ、皆生きる縁坐舞台へとなってゆくのでしょう。
激流の時代を切り拓いた人々と、たとえ短い人生であっても最期まで人と生き抜き、死してなおこの世の人々と仕事をなす人の生き様はどちらも永遠に人々の中に生きるのだと、わたしは友人の門戸さんの生き様と死に様から教わりました。
門戸大輔さんの葬儀に参列し、あらためて彼とこれから先も共に円坐し、約束した通りあの世でも会い、そしてまたこの世でも会う、そうした関わりあいの球体時間としての縁坐舞台がまさに、ようやっとたちあがらんとしています。
※ 東京での門戸さんの展覧会 ※
https://bug.art/exhibition/crawl-mo/
6月17日から18日有無ノ一坐は『新宿パンドラ円坐』で東京へ参ります。17日の朝、夜行バスで東京八重洲に着くのでその足で観に行きますね、と門戸さんと約束をしました。ご一緒したい方がいらっしゃればご一報ください。
有無ノ一坐 松岡弘子
〜 ふるさと相聞茶堂 〜 円に坐わって きく みる はなす かかわりあう ご縁の舞台
刻限まで円になって坐ります。参加者のお話や声なき声を聞きあい、互いに関わりあい (※円坐)、演舞や音楽など舞台表現によって、全員参加をもとにひとり一人の想いや誇りを尊重し、相手とふれあい、他者と対峙し真剣に関わりあう、ふたりの間柄と舞台を見る人のまなざしが一つの球体の円形舞台となります (※影舞)。
たとえ病気や体が不自由であっても、不思議と元気になる舞台です。ふるさとの風景や大切な人のお話、懐かしい歌や映画の話などを語らい円になって坐りましょう。


