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「ただいま、おかえり」「居る・会う・話す 円坐舞台」福岡県福津市津屋崎 2023.9.20-21
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「ただいま、おかえり」「居る・会う・話す 円坐舞台」福岡県福津市津屋崎 2023.9.20-21
9月20日(水)福岡県福津市、津屋崎千軒の語り部であり、町の精神的支柱である柴田富美子さんとの未ニ観対談。
9月8日に九十歳になられたお祝いと波折神社800年祭祝賀の影舞。
「二年前に影舞というものを初めて見ました。これは一心ということだと思いました。円の中から一心が一点としてあらわれ広がってゆく姿だと」
今年お体の具合が良くないと聞いていたので一坐で馳せ参じると、不思議なことに痛みが引いたと神社の掃除をして待っていて下さいました。
富美子さんは小学校の講演でも影舞の心を語ってくださっています。
「五本の手の指が四本無くなっても、残りの一本が四本の指を代表して一本の指の先になり、お友達の指の先に届くんですよ」
「先生(橋本)に小学校の子どもたちのうれしい姿を何度も手紙に書いて送ろうとしたんですよ。これからもどうぞよろしくお願いいたします。こんなうれしいことがあるならもう少し生きたい」(写真は富美子さんが守って来られた観音堂)
不思議なことにめったに集まらない神社総代さんや世話役さんも、八百年祭のことで偶然影舞の舞台に集まって、だからいつもは使わない太鼓を叩けることになって、仁美さんの太鼓連打を観て「この太鼓のこんなすごか音聞いたことない」と言ってました。(富美子さん談)
波折神社境内。波折とは波が折れた平静な海のこと。
八百年祭用の音楽を流していたのを世話役さんが止めて下さって、津屋崎波折狐の影舞成る。
津屋崎の海と二十代の若き円坐衆。
富美子さんのご自宅の隣にとても古い観音堂があります。今回の目的の一つであった観音堂の影舞を納めさせて頂くと、富美子さんは「もう声も出ないのですが御返礼に」と御詠歌を詠唱してくださいました。
おかえりと迎えてくださって、行ってらっしゃいと我々に手を合わせてくださる富美子さんにぜひ観て頂きたい舞台があります。有無ノ一坐は必ず津屋崎に帰って参ります。「きくみるはなす津屋崎千軒円坐影舞縁坐舞台」と名のりを挙げて富美子さんに「ただいま」と申し上げます。
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