道にゆきくれし円坐　第四回

東金に来て、17年目になります。
長男が産まれたと同時に来たので、
彼の歩みは私の東金での歩みになります。
彼は180cm、見上げる高校生、思いもよらない今。

私は大阪うまれ大阪育ち。
何度か大阪に帰りたいと思ったこともありますが、
大阪にいた時間とほぼ同じ時間を東金で過ごしています。
もう第二のふるさとになっています。

この東金に大阪から
有無ノ一坐の橋本久仁彦さん松岡弘子さん
を迎えて円坐をします。

何年越しで、
「東金に行きます」ということばをお二人からいただいていました。

この「行きます」という言葉の偉大なこと、、
ずっと私の心の中にしっかりあって、
煮え切らない私がやっと円坐をはじめて、
四回目が３月29日、その日がきます。

円坐は真剣に人と付き合います。
それだけのことが、日々では難しい。
言い淀んだり、相手をおもんばかって言ったつもりが
自分を守っていたり、誤魔化したり、本当のところはなんなのか。

この真剣を「行きます」が私の中にまっすぐにずっとあり続けていました。

ちょうど桜の花がほころぶ大好きな東金の時期になります。
なんだかそれだけで嬉しい。

どうぞお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。

道にゆきくれし円坐　第四回

〈日時〉　2023年3月29日(水)
　　　　　午前10時～午後６時

〈場所〉　八鶴館　別館
　　　(東金市東金1406)※駐車場有
　　　　　東金駅徒歩７分
　　　　　高速バス「シーサイドライナー」
　　　　　バス停「八鶴湖入口」徒歩５分

〈守人〉　橋本久仁彦
　　　　　松岡弘子
　　　　　今西道子

〈参加費〉　13000円　

〈申込み〉　makishimoken@gmail.com 今西
　　　　　　またはメッセンジャーまで

………………………………

以下は、私が有無ノ一坐主催の石切十六番稽古の最終回に、
一日かけて書いた文章の一片です。
この時があるから今があるので記しておきます。
これからも続く長い道だと思っています。

……………

私の第二のふるさと千葉東金で、
20年生まれ育った大阪の地より有無ﾉ一坐をお招きして円坐をします。
緑深く海も近く田んぼもある東金は、
空が広く車を走らせながら心が安らぎます。

今はそうですが、この17年で無我夢中で子育てをした場であり、
人のせいにして誰もわかってくれないと家出をした場であり、
ゼロから人との関係を作った場です。

円坐は私にとって生きるところであり死ににいくところであります。
なにゆえ私は生き死んでいくのか、ぶつかりに行くところです。

今は大切にしたい人がたくさんいます。
その人達を巡りたいと思います。