未二観玉手箱のご案内
有無ノ一坐 副坐長 松岡弘子による個人セッション。バッファー(事を起こさないためのクッション)を介さない、彼女ならではのダイレクトな応答により、少しのやりとりでもこちら側の無意識の「自分」が顕れざるを得なくなります。自分が崩れ去り目の前の相手と直に出会うやりとりは、どんなアトラクションよりもスリリングです
双方の位置と距離を正確に測る三角測量は、
更に第三者の存在と視点と働きが必要です。
円坐で主にその働きをなすのは守人ですが、
円坐において、守人が見えない柱となって、
真剣に踏み込んで更に関わり続けてゆくと、
言葉が幾重にも積み重なっては崩れ、
再び新たに立ちあがっては散りゆくなかで、
自らの意志によって景色は刷新されてゆき、
滞ることなく前進してゆくことになります。
すると有ったはずのものは元々無かったり、
無かったはずのものが元から有ったという、
タイムリープした世界があらはれます。
いくら自分の心や気持ちに耳を澄ませても、
他者の言葉や声や音が、
誰かが撞く鐘のように響き聞こえなければ、
彼此の隻手の音声は、亡きものになります。
「傾聴・聴聞・相聞」はいずれも、
他者への異なった態度と姿勢です。
たとえ、行き先は同じであっでも、
いずれの道も真逆であったり裏返っていて、
まったく異なる道程を辿るのは不思議です。
随分と前からわたしは、
あなた=彼方に聞こえ、
他者にも聞こえていて
世界に聞こえています。
わたしはあなたであり、
他者であり、
世界である。
ところが、
自分の思いで相手の言葉や存在を、
すぐ消してしまうと、他者が消え、
事実を歪め自己中心的態度になり、
接近してきた人も孤独を感じます。
人間関係に新たな未踏の地を切り拓き、
未知の世界へ向かって踏み出してゆく、
するとそこに新たな舞台が生まれます。
おひとり2時間とさせていただき、
募集します。
録音機能のある物をお持ちください。
折にふれ録音した音源を聞き直して、
新鮮に聞こえてくる音づれの世界を、
何度も味わってください。
定員は1名ですが、
2名でのご希望の場合はご相談ください。
松岡弘子
< 未二観玉手箱 >
日時と場所:ご相談のうえ決定します
守人:有無ノ一坐 松岡弘子
会費:1万円(遠方の場合は要交通費)
申込:soumon.enza@gmail.com 松岡