龍馬のうまれたふるさと高知円坐街道

<  龍馬のうまれたふるさと高知円坐街道 開催概要>

日程:2024年4月17日(水)〜18日(木)
集合:9時 高知駅
解散:16時頃 高知駅
移動:乗用車(オデッセイなど)
場所:17日 龍馬のうまれたまち記念館和室
   18日 桂浜や仁淀川流域など円坐影舞
会費:25,000円
守人:橋本久仁彦・松岡弘子・橋本仁美
宿泊:各自手配(ゲストハウス・ビジネスホテル 等)
申込soumon.enza@gmail.com 松岡弘子
主催:有無ノ一坐  https://umunoichiza.link 

お申込の際、高知までの交通手段をお知らせください。

~ 高知円坐街道守人よりご挨拶 ~

仁淀川は四万十川とは異質の美しさを持った川です。
まずその透明度です。
泳いでいる数十匹の鯉や鱒を正確に数えられるなんて初めての経験でした。

それからあの長い長い沈下橋。
四万十川でもあんな長いのはみたことありません。

広くて美しい仁淀の河原。
まだ寒いのに菜の花が水際まで点在し、イノシシが散歩に来ていました。

仁淀河口海岸。
砂丘が美しい浜辺で、桂浜とはかなり異なる風情の景観。

サーファーの波乗り姿が似合います。
もう少し上流まで行きたかったけど、
前回は高知の畏友坂本勲氏を訪ねるのが目的でした。

雄大な四万十川に比べて女性的な優美さを誇る仁淀川に比すべきは、
坂本勲氏の人間愛の深さと長大さです。
有無ノ一坐はまごう方なき四国の侠客、坂本大河のたたずまいに会いに行ったのでした。

円坐街道はその土地土地によって全く異なるユニークでオリジナルな体験になります。
仁淀ブルーな円坐影舞は四万十に次ぐ高知の新しい縁坐舞台です。

今日は、 
「一坐で行く高知」
って思うだけでワクワク楽しいです^^。

春真っ盛りの土佐の国だし。
一緒に行こうぜ!

 有無ノ一坐  はしもとくにひこ

 ・・・

一カ月前の二月下旬、
会いたい人に会いにいくために、
四国高知をめざし旅に出ました。

有無ノ一坐は毎年5月の連休に、
高知の四万十ふるさと円坐街道の旅に出ます。
その時、高知や南国市に立ち寄って会いに行く人がいます。

先月は、その方にお会いするために高知へ参りました。
全国ひきこもりKHJ親の会高知県支部やいろ鳥の会や、
高知ひきこもりピアサポートセンターの業務や運営に、
日々奔走しながら活動し、活躍されている坂本勲さんです。

坂本さんとの出会いは、香川三豊の円坐でした。
そのとき円坐で仕合った絆はいまも変わりありません。

「人と人の絆」は、
うなずいていれば勝手に「結んでくれる」わけではなく、
本当に「絆を結び合う」とは「切り結び合う」ことです。

かつて重厚で渋い侍のような影舞を見せてくださった坂本さんは、
他者の人間性を見通して人々の精神の自由のために、
自分の人生をかけ必死に戦い仕事をしておられます。

このような、会いたい人に会いに行くという旅は、
単にやりたいことをする体験旅行ではありません。

これからの残りの人生すべてを目の前に置いた時に、
はじめて決死の覚悟で会うような、
人と会うべくして会う旅のことで、
この世の名残り旅の一坐ふるさと円坐街道といいます。

今回1日目は、龍馬のうまれたまち記念館の和室で円坐をし、
2日目は、桂浜や仁淀川の流域で影舞い、未二観で辿ります。

それでは、春の土佐、高知にて、ご縁をお待ちしております。

有無ノ一坐 松岡弘子

 ・・・

高知円坐街道にいきます。

いつもは高知を通り越して四万十に行くのですが、
今回高知でゆっくり過ごせることになりとてもとても嬉しいです
(高知はほんま広くて!四万十行ったら高知で過ごす余裕がなくなっちゃうのです)。

春の高知、日本のなかでも、どこか東南アジアのような雰囲気もあるこの土地は、
円坐街道に行く頃にはきっとちょっと暑いくらいの、とても良い気候でしょう。

さあ、会いに行きましょう!高知の人物、坂本龍馬は文字通り、
日本を駆け巡って会いに行くことをやりまくった人です。

でも、本当に、会いに行くということのパワーはすごいんです。
坂本龍馬もそれで日本の歴史を変えました。

会いに行くと「約束」が起きるので人生の歴史もかわります。

出発するまでは
「なんで行くんやろう」とか「なんの意味があるんやろう」と考えます。
お金もかかるし、とか。

でも、会いに行ったら、自分には見えない縁や逆縁が働きに働いて、
自分一人で考える以上のことが起こるんです。

私は円坐街道で何回もそれを経験してきましたし、
そのたびに人生の航路が変わってきました。

航路が変わるたびにそれまで一人で考えてたことはちゃぶ台ひっくり返されて、
心配してたことも、もうどうでも良いことに変わってしまうことが多々ありました。
それは表面的に出会った風ではなく本当に「他者」に会うところまで言葉を交わすからでしょう。

会いに行くとは、自分の目的を達成したり自分の得になることを
ゲットするために行くのではありません。
そんな会い方はもう退屈になり飽きてしまいました。

自分の利益のため、自己実現のために会いに行くことは。
日本人がみんな、人に会いに行くことをすれば、
きっとものすごいことになるやろうなぁと思います。

時代の風潮もあるし、国の歴史的にもその動きを抑制されて、
日本は弱くなったんやろうなとも思います。

あ、そういえば、今回お会いする坂本さんのご先祖さまが
坂本龍馬と同じ地域に住んでいたそうで、ひょっとしたら
ご先祖の誰かが血縁だったかもしれない、ということを以前伺いました。

こんな案内を書いたあとに思い出すなんて面白い偶然です。
でも偶然が必然になっていくのも、円坐街道の醍醐味です。

ぜひご一緒しませう!

有無ノ一坐 橋本仁美