イヴイヴ円坐


年の暮れが近づくと1年は早いもので、
イヴイヴ円坐も今年で三回目を迎えます。

イヴイヴ円坐の一回目は、
天王山の麓大山崎ふるさと会館で開催しました。

三回目のイヴイヴ円坐は、
大阪西区千代崎の影舞山月記稽古場で開催です。

イヴイヴ円坐の始まる前と円坐が終わってから、
悠さんのおばあ様がご家族で長年営業してこられた純喫茶リエで、
美味しい珈琲をはじめお飲み物やお食事を準備し開店いたします。
お店のマスターは橋本悠氏です。

赤のエプロンがとても似合い素敵です。
ぜひ喫茶リエにもお立ち寄りください。

悠君のおばあ様は生前、
年末の第九の合唱にも参加されていたそうで、
二回目のイヴイヴ円坐を中之島の中央公会堂で開催した際に、
ベートーヴェンの交響曲、第九番第四楽章で影舞もしました。

ベートーヴェンの曲は徳島の思い出でもあり、

それ以来、第九ゆかりの徳島県鳴門市坂東にも、
あらためて行きたいと思うようになりました。

関ケ原古戦場円坐では三年間ともに駆け抜け、
今年の生駒石切円坐舞台守人十六番稽古では、
橋本仁美さんとともに最前線で活躍した悠氏。

喫茶リエで丁寧に淹れた珈琲とスイーツの味も定評です。

また来年も、
この世の名残りのドサマワリ旅で、
各地を歩いて参りたいと思います。

それではご縁をお待ちしております。

松岡弘子

・・・

ご無沙汰しております。
橋本悠です。

今年のクリスマスも近づいて来ましたが、今回も3度目のイヴイヴ円坐を開催致します。

例年と違い、今年のイヴイヴ円坐は会場にどこかを選ぶのではなく橋本家の実家、その下にある喫茶リエでの開催です。

喫茶リエでは山月記やその他の円坐などは既に開かれていますが、僕自身が守人として主催するのは今回が初めてです。

喫茶リエには他のどんな場所よりも祖母との思い出が詰まっています。
5年前に他界してからお店は少し寂しくなってしまいましたが、イヴイヴ円坐で少しでも人が来てくれれば祖母も喜ぶと感じています。
12月28日は祖母の誕生日だったので、そう言ったことも喫茶リエで開きたいと思った理由の一つかも知れませんね。

もちろん喫茶店という事なので簡単ですが食事やコーヒーの用意もしたいと思っています。
外で買って来たものを喫茶店で食べていただいても構いません。

早いものでもう円坐を始めて3年目という事もあってか、今回案内文を書くに際し今までは円坐をする事が目的で文章を書けていたのが、円坐をすることで自分が何をしたいのか、何が出来るのかを考えてしまい少し時間がかかってしまいました。

少し悩み、その間にいろんな場所に行き人に会い、恐らく僕という人間はその好みに関わらず自他共に自分だけの言動を一致させたいのだと、もっと言うなら出会った相手の、僕と対面したその時間だけは舞台のシーンのように成立させたい。その為には過去にも未来にも起きる事を引いて見て清算しようとするのだと今は感じています。

それは大多数の人には都合の悪い事だと思います。解決しない事で得るものはきっとどれも魅力的で、しかし自身に嘘と不安、理不尽と思えない未完了という毒を残していくものだと。
それ自体を悪と思ったことは一度もありませんが、自覚せず負担し続け息も出来ないような自我と肉体の乖離した人を見ると、どうしても勿体なく思ってしまいます。
だから今回も今までも、僕はおそらく本人に望まれていない形でお節介を焼くのだと思っています。

長くなってしまいましたが、色々な人が守人を務め様々な円で坐るなかで僕が唯一守りたいものは、人生という長い若しくは短い舞台として見た時の、その一瞬の一幕が成立しているかどうかです。

僕を利用しようとするも、怒鳴りに来るもどちらでも構いません。
僕の人生と縁を結ぶ事があるならば12月23日にお会いしましょう。

心よりお待ちしております。

橋本悠

< イヴイヴ円坐 開催要項 >


◇ 日時 令和3年12月23日14~19時半
◇ 会場 大阪市西区 千代崎 影舞山月記 稽古場
◇ 守人 松岡弘子 橋本悠
◇ 会費 7,000円 
◇ 申込 松岡弘子 soumon.enza@gmail.com  橋本悠  kagemai@au.com
◇ 喫茶リエ (マスター橋本悠)  昼の部12時開店・夜の部20時開店