第45回 ふるさと相聞茶堂
・日程:2025年12月25日 木曜日
・時間:13時半~16時半
・住所:高槻市芥川公民館 和室
・内容:円坐・影舞・未二観 等
・守人:松岡 弘子
・参会費:3,000円
・申込:soumon.enza@gmail.com 松岡
・有無ノ一坐:https://umunoichiza.link/

わたしは、「暮らしの祭事 五節句 影舞〜稽古と食事と影舞と〜 @高槻市 原」の菊の節句にご招待されておられた川浪さんと、2019年の秋に初めてお会いしました。
義兄と川浪さんとのご縁は義父母からかねてから聞いていましたが、まさか円坐で隣り合わせに坐り実際に会うとは思ってもみませんでした。
その後すぐ、川浪さんはわたしたちの主催していた石切稽古会に参加され、翌年五月コロナの緊急事態宣言発令直後にもかかわらず、高槻市の浦堂へはしもとさんと悠君と三人で川浪さんに会いに行き、ぜひ高槻で円坐やりましょう!と、約束を交わしました。
そうして、2020年の7月から相聞茶堂が始まりました。その後、高槻町の古民家うららに移り、各会場の諸事情で、石切でも開催させていただきましたが、2022年4月から高槻市芥川で「ふるさと」を冠し、一人守人として、第一回「ふるさと相聞茶堂」を開催する運びとなりました。
2020年7月の相聞茶堂から数えますと、円坐に川浪さんと60回以上坐らせていただきました。そして、この師走は、初心にかえります![]()
何度でも初心にかえります。第一回ふるさと相聞茶堂のご案内を末尾に掲載させていただきました。もしよければ、あわせてご一読ください。
それでは、今月もご縁をお待ちしています!
有無ノ一坐 松岡弘子

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『第1回 ふるさと相聞茶堂 ご案内』
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第1回 2022年4月28日(木) ふるさと相聞茶堂 ご案内です。
「雨降る日の朝は、よーすずめが鳴くんよ」
すずめの鳴き声にふと、
おじいちゃんの声を思い出す朝があります。
祖父母の住んでいた家の前は田んぼでした。
おばあちゃんと野の花を見ながら、
いつも一緒に田んぼの畦道も歩きました。
祖父母の家の裏は神社の境内で、
二階の窓をあけると満開の桜の枝が、
おじいちゃんの洗濯物と影舞してたり、
葉桜になると毛虫が洗濯物に付いてて、
模様になっててビックリしたこともありました。
今は、
田んぼも埋められマンションが建ち、
神社の桜の木は、切られていました。
尼崎道中で有無ノ一坐の狐面影舞をした神社です。
鶯が鳴くと、
間髪入れず、
「ほー、ほけきょ」と、
梶原の古民家でご近所の人と、
しだれ桜の守をされてた方の、
歌声も思い出します。
懐かしい人の背景には、
一面の蓮華畑だったり、
古民家のしだれ桜のお庭だったり、
背景の方が前に出てきてひろがっています。
実はその背景のほうが、
その人そのものだったりするのかもしれません。
徳島阿南の田舎の家の縁側に、
昭和の古いステレオがあって、
叔父がクラシックレコードをかけて、
幼い私に第九を聞かせてくれた時の事も思い出すと、
縁側の奥の上には神棚があったことも思い出します。
近くの山の麓には、神社があって、
祖母はよくお百度参りをしていて、
祖母はいまもわたしの中で生きています。
梶原のしだれ桜の古民家の母屋の、
縁側から見えたあのお庭の景色と、
阿南の家の縁側から見えた庭とは、
どこかで通じてる気がしています。
何年か前に幼い頃の夢を見ました。
「そんなんしたら、おっちゃん死ぬで」
と言うと、叔父はにっこり笑うのです。
「あ。そっか!死んでるからええんや」
海で、久しぶりに大笑いをしました。
走馬灯のような、不思議な夢でした。
住む者がいなくなると、
物としての家は朽ちると言われますが、
ふるさととして、
懐かしい佇まいで面影も住み始めます。
限られた時を生きる事は、
死の境を越えることです。
他者と対峙し向き合うと、
「時」が「空間」に満ち、
背景となって影やきます。
よりよく生きることが良い、
「死んだら終わり」という、
現代の医療をうのみにしたくありません。
大切な他者や死者を切り離した事が、
大きな問題になっていると思います。
物質的な身体は老いていき、
病気になったり不自由になりますが、
わたしたちは死ぬからこそ、
ふたたび、本当に生き始め、
再び青春を迎えていきます。
相聞茶堂は、
ふるさとへの旅の舞台です。
ご縁をお待ちしております。
松岡弘子
【☆以後毎月開催☆ 】


