「4月7日(日) 第25回 卯月のふるさと相聞茶堂」と「4月11日(木) 第4回 聞く稽古」ご案内

先日の3月のふるさと相聞茶堂にお義母さんの三度目の参加が叶いました。

おかげさまで、たっぷり3時間、円に坐し人生を語り、
これからのことについて真剣に話しあい、時に対峙し、
長崎や山口萩のふるさとの思い出や風景を話す時間となりました。

よく同じ話をする、とか、すぐに忘れてしまう、とか、援助が必要だ、とか・・
様々な事が世間で言われていますが、
本当に厄介で、大変なのでしょうか。

円坐という人間関係の現場では、世間体や常識は、通用しなくなり、
病気や認知の障がいという一般論では説明がつかない事が起きます。

それどころか毎瞬毎瞬が新鮮で、
驚きと躍動の連続で、情も溢れています。
疲れないどころか、凄く元気になるから不思議です。

昨年から続いて、3月7日に、川浪さんの長年のお仲間の方が旅立たれ、
相聞茶堂の会場に早めに来られて、ひとりポツンと坐っておられた時は、

「しょんぼりしてるんです」と仰っておられて、
慰めることもできず川浪さんの正面に坐り、
顔をみつめることしかできませんでしたが・・

ふるさと相聞茶堂のさいごでは、
お義母さんの言葉になんどもお腹を抱え笑い転げて、
その川浪さんの笑顔がまたたまらないほど眩しくて、
もうみんなで大笑いしました。

こんな元気になる源が、
人間関係にあることを、
いったいどれだけの人がご存知なのでしょうか。

わたし達は自分独りでも家族だけでも、
この人生の生き死にを生き切ることはできません。

わたしは父の墓前で、
墓守ではなく円坐守人になると、
心に決め、約束したあの日を忘れません。

約束は果たすために守るものであって、
約束を守るために、人を管理するのは、
本末転倒です。

 大切な人との関わりとは
 いったいどういうことなのでしょうか

共に円に坐し、
他者と関わりながら、考えて参りましょう。

皆様のお越しとご縁をお待ちしております。

有無ノ一坐 松岡弘子

< 第25回 卯月のふるさと相聞茶堂 > 

日時:2024年4月7日(日) 13:30〜16:30 
場所:高槻市芥川町 公民館2階 和室
会費:3,000円 
守人:松岡弘子
内容:円坐・未二観・ 影舞 
申込soumon.enza@gmail.com 松岡

※ 五月のふるさと相聞茶堂は、通常どおり第四木曜日 5月23日に開催します。

< 第4回 聞く稽古 >

日時 : 2024年4月11日(木) 18:15〜19:45
場所 : 高槻市紺屋町の和室 クロスパル5階
会費:全五回15,000円(単発参加3,500円)
守人:松岡弘子
申込soumon.enza@gmail.com  松岡  
主宰:円坐いろは

※ 四月聞く稽古は4月11日木曜日に変更となっていますので
ご注意ください。

【 一月 聞く稽古 】 自分の態度に意識的になる 
● 自分の態度について知る 
自分が今どんな影響を及ぼしているかについて、客観的な視点で稽古します。

 【 二月 聞く稽古 】 相手の聞く姿勢を考える 
● 聞くこと についての練習 
参加者同士で聞く態度による相手からの反応やフィードバックを通じ 影響を知る。 

【 三月 聞く稽古 】 存在を聞く稽古をしよう
● 「てにをは」まで聞く実践 
ペアになって舞台上で向き合い、八分ずつ聞き、録音し、逐語記録を作成する。 

 【 四月 聞く稽古 】 レビューとインタビューの相違
● 相手の影響と背景について 
今度は文字起こしせずに八分間の相聞舞台をその場でレビューする稽古です。  

 【 五月 聞く稽古 】 ふれあう指先に花咲く、影舞 
● 向き合って 指先ふれて 聞く 
 向き合った相手の存在に丁寧にふれ 背景や周囲の音まで聞く舞台稽古です。