第三回 あいち鶴舞円坐ときくみるはなす覚王山縁坐舞台

第三回 あいち鶴舞円坐 と きくみるはなす覚王山縁坐舞台公演のご案内 です。

おばあちゃんの姿を見て、自然と魂に染み込んだ仏がある。それは祖母の信仰の姿です。
一方で、修行し勉強し取得したものは、容易に領解してはならないと思う、し、時代におもねてもならないと思う。

このたび第三回あいち鶴舞円坐に名古屋へ参ります。
午前と午後は、有無ノ一坐守人の円坐舞台、そして、夜は、有無ノ一坐による「きくみるはなす覚王山縁坐舞台」公演です。

ご縁とは、いかなるものか
という事を、妙さんの力強いご案内の言葉にふれ、あらためて考える機会をいただきました。

円になって坐り、きく・みる・はなす、営みを通じてあらはれゆく舞台空間とは、
目の前の人やものや事と向き合い、関わり、踏み込み、交流しあうことであらはれる、
はるか彼方の空・永遠のふるさとへと続く道、なのではないか、と思います。
と、同時に、遥か昔に後生の再会の約束をした、場所へと続いているのだと思います。
では、第三回あいち鶴舞円坐ならびにきくみるはなす覚王山縁坐舞台にてお会いしましょう。

このたびのご縁を、お待ちしております。

有無ノ一坐 松岡弘子

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このたび、第三回あいち鶴舞円坐を開催することとなりました。
今回の守人には、有無ノ一坐の4名、全員が足をお運びくださいます。

また、午前、午後、夜、それぞれ異なる空間を使った試みとなっております。
特に、夜の部は、鶴舞から車で15分ほどのところにある揚輝荘に場所を移して『有無ノ一坐のきくみるはなす縁坐舞台公演』も行われます。

みなさまには貴重なお時間を頂戴いたしますが、ご一緒できればうれしく思います。
ご縁のある方のお越しを心よりお待ちしております。

第三回 あいち鶴舞円坐

■日程:2023年6月11日㈰  9時45分~19時30分
■場所:名古屋市公会堂、鶴舞公園とその周辺、 揚輝荘

✳︎ 午前(9時45分~12時):名古屋市公会堂3階 和室
✳︎ 午後(12時~16時): 鶴舞公園とその周辺
✳︎ 夜(16時30分~ 19時30分 ):揚輝荘 

■守人:有無ノ一坐(橋本久仁彦さん、松岡弘子さん、橋本仁美さん、橋本悠さん) 
■会費:15,000円

✳︎ 午前~午後のみ参加の方は14,000円
✳︎ 夜のみ参加の方は5,000円
✳︎その他、部分参加をご希望の場合には直接お問い合わせください。

■定員:10名
■申込・お問い合わせ:soumon.enza@gmail.com 松岡
           または
            man.ge.kyou2021@gmail.com 伊藤まで

※お申込み・お問い合わせに関して
①件名に『あいち鶴舞円坐』とご入力ください。
②お名前にはフリガナをお願いします。
③当日を含め、連絡の取りやすい電話番号をお知らせください。
※午前中は鶴舞公会堂の和室にて、午後からは場所を屋外に移動します。
 昼食は、外で食べやすい物をお持ちください。
※その他、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

■主催:伊藤妙

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《主催にあたり》
このたび、 第三回あいち鶴舞円坐を開催することとなりました。
ここに至るまでの出会いと、その道行を振り返って見れば、
このようなことが起きるとは思いもしないものばかりでした。

ただ、ただ、人との出会い、場との出会い、
すべてが偶然であるところの縁が頼りであったように思います。
「円坐はその時々の一期一会の時空間」と言ってしまえば身もふたもなく、
とはいえ、確かにそうした一面もあるとは思います。
けれど、それぞれの縁には、時を遡っていくと、とても大切な関係があるように感じています。

その関係は目の前の結果や自らの問題に対する答えに思われるような単純なものではなく、
また、『ここに来たのは○○のためだった』
という言葉もよく耳にしますが、その○○は決して今という時間にとどまるものではなく、
何年も、何十年も、時には知りえないような歴史と言われる時間まで遡って、
そこで初めて成り立つものだと感じています。

目の前に起きること、
目の前の人の語る景色、
目の前の人の言葉、

そして、
目の前で語る人そのもの
それらをていねいに辿って、その方と共に歩み、移り行く景色を共に見、
その方を通して、はるか昔の知らない世界に旅をして、
そして、ようやく縁の源が見えてくるように思っています。

だからこそ、縁あって出会った方との関係は、その後どのようになろうとも、
二人のあいだを辿り続けて行きたいのです。
それが『仏縁であった』と言われるならば、なおさらのこと。
たとえ、今は、言葉を交わすことが叶わずとも、
いつか必ず、互いの言葉で、二人の出会いを確かめ、
縁の源に行きつくことができると信じています。

あらためまして、
このたびの第三回あいち鶴舞円坐、ご縁ある方のお越しをお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

伊藤妙