しまんと・ひとぴー紅茶円坐

このたび、「Tea Roomこもれび」のぴーちゃんこと北條佑圭子さんと
「有無ノ一坐」橋本仁美による“紅茶円坐”を行います!
名前はふたりの合体名ということで、ひとぴー紅茶円坐です。

ぴーちゃんとは、私が四万十にいた時は、
仕事やその人間関係に埋没してしまって
せっかく四万十にいたのに会社との往復になり、
ご近所だったのにほとんど会う接点をつくれませんでした。

でも、たまに会って話したこともあって、
ぴーちゃんとなんか気が合いそう!と思いながらも、
ゆっくり話す機会をつくることができませんでした。

そして、驚くことに大阪に帰ってから逆にご縁が深くなりました。
私が、所属を離れてただの橋本仁美に戻ったから、
ということが大きいと思います。

そして、かつての逃げていた自分とはちがい、
出会う人と真剣に向き合い、関わっていく方向で
生きることを覚悟したからだと思います。

いま振り返ると、四万十に住んでいたときの私は
ほとんど仕事人間になり、「私」という人格で周りの人と接していませんでした。

だから、ご近所の人たちと会いに行ったり話しても、
翌日の仕事のことばかりが気がかりで心ここにあらずで話もろくに聞けず。
「この人は自分の仕事と関係があるのか」というところで付き合い方を決めてしまっていて、
ご縁が深まりきりませんでした。
とても失礼だったなと苦々しく振り返ります。

そんな、居るようでいなかった2年間を過ごして、
そんな私にもかかわらず関わってくださった方々に対して、
本当にありがたかったという思いとともに
今度はただの橋本仁美としてまた会いに行く、
また、新たなご縁のある方に出会いにいく、
ということをしはじめています。

そしてこのたび、ぴーちゃんの人生をかけた生業である紅茶と
同じく私のそれである円坐を掛け合わせた場をつくることになりました。

円坐とは人間関係があらわれる舞台、ですので、
円坐を終えたあと、ゆっくりと紅茶を味わいながら、
舞台を終えた感想をざっくばらんに語り合う時間(後詰めの円坐)をもちたいと思います。
円坐と紅茶と、どちらもじっくりと味わい楽しんでもらいたいので、このような構成にしました。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております!

有無ノ一坐
橋本仁美

10人、武術をしている人、寺院の画像のようです


TeaRoom こもれび× 有無ノ一坐 / しまんと・ひとぴー紅茶円坐

【日程】7月16日(日)13:00~17:00
【内容】
13:00~16:00円坐
16:00~17:00紅茶と後詰めの円坐

【場所】高知県四万十町 十和
 (詳しくはお申込みいただいた方にお知らせします)

【参加費】2000円

【申込先】
下記メールアドレスまたは
facebookメッセンジャーより
橋本仁美(有無ノ一坐)まで
お問合せください
hitomi.hashimoto918@gmail.com

【円坐について】
円坐(えんざ)は、その名の通り、円になって座るところから始まり数時間、ときには数日間かけておこなう語り合いの場です。
あらかじめ語り合うべき目的やテーマや議題はなく、
時間いっぱい、一緒に座る人とのやりとり・関わり合いのなかで起こることが円坐の内容になっていきます。

日常とはちがった空間、「円坐」という意味と目的がない時間と場所があることで、
何事かに急かされることなく丁寧に話をし、丁寧に聞く、というやりとりになり、
日常の会話のペースからはスローダウンし、
より精密に真剣にお互いのやりとりを辿っていくことができます。

円坐は人間関係の稽古になる場であると同時に、
相手と自分の言葉とやりとりを丁寧に行っていくということは
お互いを共に最大限大切にしながら関わってゆくことでもあり、

やりとりを丁寧に行うことで
普段以上にお互いを語り合え、関係が深まり、また、
対峙するならはっきりと対峙することができる方向へ進みます。

他人と関わらないようにしたり好みだけで人と付きあったり離れたりということをしていると、
お互いに都合の良い思い込みを作り合い、利害関係に偏った”別の現実”を作ってしまい、
相手との間に事実起こっているやりとりが見えなくなり、本当の自分と相手を見失います。

ハッキリと人へ思いを向け、対峙したときに、
自分の輪郭もはっきりとし、
その人との関係を本当に生きる(相手も自分も充実する)ことになります。

自分という人間、そして自分と関わる他者の輪郭をしっかりとらえ、
共に生きていくために円坐があります。