道にゆきくれし円坐〜第七回〜

2023年9月2日 2023年9月2日

千葉・東金の今西道子さんのもとへ有無ノ一坐全員で参ることになりましたので、
ここにご案内いたします。

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最近思いがけないことがよくあります。
今も四万十に来ています。三男と一緒に。
自分で思い描いてやってきたことについては予想通りで終わり、自分が難しいなと思う方向に行った時の方は大きな事が、起きています。

今回、有無ノ一坐のみなさんで来てくださることになり、夫の動きもあり成立したことです。
私一人ではならないことが。なるということ人生って本当に面白いなと思います。

台風で雨ばかりで過ごすことになろうと思っていた四万十が、
天気も良くて沢登りをしたり、満天の星空の下みんなで寝転がって流星群を見たり、四万十の人の温かさに触れています。
思えばちゃんとできへんと心配ばかりになることが、それ以上に人に会う触れる思いが動くということは、とてつもなく大きいことなのだと思うのです。

いつものごとくうるさい三男ですが人の輪の中にいるときに人との関係のあり方に、はっと学ばされます。
むっちゃくちゃポジティブ！
家族だけでなく、直接人の中にいることでいかされること、人との関係は喜びであり、祝福されるものであるのだと、忖度でも、なんとなくでもないんだなと彼の姿からあるのです。(忖度と彼が使ったので笑)

そして、最後の日をむかえ、
円坐街道、思いがけないこともあり、そういう時にこそ、そこに根差した人のあたたかさを感じ、愛を感じ、生きている深さをみせてくださる。人の喜びは自分の喜びへとなる。

北海道に行った長男と
和歌山に行った次男と三男
四万十に行った私たちと
日本はとても広いけれど、
そこに生きる人たちがいて、そこで生活をしていて、紡いでいて、
離れてしまうと別々のようで、
でもこの旅のことは忘れられなく刻まれていて、息づいている、
共に生きていると。
人生に一点でも深く刻み関わっているのかということが大事なんだなと、円坐して、向き合って、大きく広がる世界と自分の踏み立つ足場を歩みすすめることなのだと思います。