大人の森のようちえん! 第二回 幡豆円坐

【第二回 大人の森のようちえん幡豆円坐!開催します】

先日は、松本できくみるはなす縁坐舞台の公演でした。今日は地元の保育園の五歳児やまぐみクラスにおきまして、一年間のきくみるはなす縁坐舞台の日です。

年が明けた新春、新たな円坐舞台が生まれます。大人の森のようちえん幡豆円坐、きくみるはなす幡豆縁坐舞台です。

海のみえる幡豆はとても懐かしい景色の残る町です。そんな海のみえる幡豆の風景のなかで人生まるごと射程に入れて死後も続いていく真剣な人間関係に舞台を設え、大人の森のようちえん!幡豆円坐を開催いたします。

歳を重ねていくということは物質的な肉体が衰えていく事だけではなく、逆に精神はよりいきいきとし、よみがえっていく事でもあり、

静かに支配しているこの唯物的な世間一般の世界から外に出て、実際に人に会いに行き、ふれあい、踏み込み対峙し、関わり続けることでうまれる未踏の舞台に立ち、精神で舞い踊る事だと思います。

来年の新春、本格的に始動し開催いたします「大人の森のようちえん!幡豆円坐」もしよかったら、ご一緒ください。

有無ノ一坐 松岡弘子

<大人の森のようちえん! 第二回 幡豆円坐>

日程:2024年1月21日 (日)  11時~17時
舞台:愛知県西尾市幡豆の野外・海の見える場所
守人:橋本久仁彦 松岡弘子 橋本仁美
会費:1万5千円
申込soumon.enza@gmail.com 松岡弘子
hitomi.hashimoto918@gmail.com 橋本仁美
主催:有無ノ一坐

第二報 案内文

退屈そうな子どもたち
同じ表情をしているスタッフ

「これでいいのか?」とうっすら横たわる違和感は
子どもたちと過ごす楽しい時間や
日々の課題をクリアする忙しさと達成感で
だんだん感じなくなる

違和感はなくなったような気になるけど、
時期がくるとまた思い出す
そしてまた、流れて消えていく

子どものためだったはずの場所が
組織の維持に子どもが使われていくようになりはじめると
だんだんこういう体感になってきます。

ほんとうに子どもたちのための場をつくるならば、
組織がこんな状態になってしまったらなによりもまず
スタッフが本音で話しきれる機会を
第一優先にして作らなければなりません。

全国的に森のようちえんやオルタナティブスクール、フリースクールが
広まってきていますが、本音で話しきれている組織はなかなか少ないようです。

「子どもの主体性を大事にすると」謳う組織が
ウラで子どもを管理しはじめているのは
校則がきつく管理的な普通の公立の学校よりもずっとずっとたちが悪いです。

人間関係だけでなりたっているこれらの組織が嘘をつきはじめると
現状とは裏腹の理想を語り、人を引き寄せて使う詐欺集団になるからです。

「第二回 大人の森のようちえん」と題して愛知で円坐し語り合います。

自分たちが一番面白くやれているのか
もしくは自分の何を殺して組織に属しているのか

語り合いながら進みましょう。

学校組織の関係の方もそうでない方もどなたでもご参加歓迎です。
お会いできるご縁をお待ちしております。

有無ノ一坐 橋本仁美

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今朝起きる直前に夢を見ました。

どんな夢だったかその感覚は残っているのですが、
自分の人生を振り返ってみても、自分の人生、やりたいこともできたし、
まあまあやったなあ、とは、ちっとも思えません。

寧ろ日々、まだまだだなあと感じては、また奮起し、前に進まんとするばかりです。
やりたいことを好きなように自由にできることは、
実際のところ必ずしもその人自身の主体性なのかどうか微妙だとよく感じることがあります。
それは、肥大した欲望や支配欲の裏返しなのではないでしょうか。

やりたいことをするためには、
必ずといっていいほど自分にとって苦手なことだったり、それに向かっていく意志が必要です。

ただ、自分の好きなようにできることなど何も無いのに、
なぜそのようなことが可能だという人為的世界を作ろうとするのか。

そして大人が、やりたいことを好きなようにやりたいと思うのだから、
自分の子どもや多くの子ども達にもそうさせてやりたいしサポートしたいと安易に考えてしまう事に、
見えない落とし穴があると考えます。

本当に子どもと向き合う大人が、どれだけこの世にいるのでしょうか。
そんなことをガチに語り合ったり、
他者と自分の人生に向き合う大人の時間となることを願いご案内いたします。
お子さんの参加も希望の場合は一度ご相談ください。

それでは、第二回 大人の森のようちえん!幡豆円坐にてご縁をお待ちしています。

有無ノ一坐 松岡弘子